「育成」に関して、標準と考え得るものがネット上に公開されているので、紹介したいと思います。
日本スポーツ振興センター(日本のスポーツ振興を目的として設置、文部科学省所轄)が、アスリート育成パスウェイを整理するために開発したのが「日本版FTEM」です。
JSCには「国際競技力の強化」という使命がありますから「トップアスリートになる」ことをゴールとするのは当然と言えるでしょうが、「育成」はトップアスリートになるためだけに行うものではないと考えます。JSCでも、その目指していることとして次のように述べており、「身体活動/活動的な生活習慣」⇒健康や、「スポーツへの参加」⇒スポーツ文化ともつながったものと位置づけています。
では、「アスリート育成パスウェイ」はどのような構造から成り立っているのでしょうか?
次に、各段階の概要を見ていきたいと思います。
さらに、競技別パスウェイモデルとして自転車(BMXレーシング)・パラ水泳・トライアスロン・スキー・フリースタイル(エアリアル)の例を見ることができます。
バレーボールではどのような育成パスウェイを構築できそうか、議論していきたいですね。ご意見をお寄せください。