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大人の読書感想文 「コンセプトのつくりかた」
おはようございます。図書館で借りた本を1冊読み終わったので自分のためのメモとしてnoteに書き残しておこうと思います。概要と感想を自由に書きます。最後にはサイカツが読みながらリアルタイムでメモした内容を残しておきます(これはかなりの自分用)
Xで流れてきたから読んだ謎の本
まずはなぜこの本を読んだか、なのですが ある時急に意識高い系のビジネス系のX投稿で偶然目にしたから読んでみよう!といった感じでした。企画やnoteにも役立つ気がして興味がわいたから、という理由です。なんか本との出会いって一期一会といいますか、いい本に出会えるかどうかってかなり運ゲーな気がしてとりあえず読んでみよう!となったパターンです。
概要
「任天堂でWiiを開発するに至ったコンセプトの作り方」を具体的に教えてくれるといった内容でした。コンセプトの説明をベースに、具体的にどのようにWiiを思いついていくのかの手順が描かれておりすごくわかりやすかったです。
「ビジネスマンがコンセプトを作っていくための方法をきちんと伝えたい!」という筆者の強い意志を感じました。わかりやすくて面白かったです。
感想
結論から言って現時点の僕にはいらない内容でした。その理由は「ここまで大掛かりなコンセプトを作る必要がない状況だから」という理由でした。
「ちょっとうまく企画考えられるようになればいいなぁ」くらいのノリで読み始めたため流石にWiiを作り出すまでの方法はいらなかったのが正直な感想です。
が同時に「もしこれからの人生で人に出来ないようなものすごい大きなことをしようか!」という場面が来た時にはまた絶対に読もう!と思える素晴らしい本だったと思います。そういう意味で人生においてはこの本と出会えたことはかなりラッキーだったなと思います。
まとめ
noteのネタ稼ぎで読書を始めましたが思ったよりも収穫が多そうでこれからも続けていこうと思います。31歳になりどんどんとインプットの機会が減ったり、人から大きく影響を受ける機会が少なくなってきているなぁ…という実感があるので、読書を通じて自分を顧みたり成長するきっかけにできるようにゆっくりと続けていきたい習慣だなぁ。と思いました!以上!
ここからはサイカツiPhoneメモを直貼り
コンセプトの作り方「つくる」を考える方法 玉樹真一郎
・コンセプトを作るための「具体的手法」を「Wii開発時に実際に起こったこと」を具体例として紹介
・コンセプトは「未知の良さ」を見つけ市場に大きな変化を及ぼすものである → そのため普通に聞くと「怖い」「意味不明」「なにそれ」という感覚になるもの
・「未知の良さ」の対義語は「既知の良さ」でゲームならスペックとかそういうの。「既知の良さ」の戦いになると大企業などリソースが多いものが勝つようになる
・ただ「既知の良さ」で戦う場合は 戦うもの同士のリソース合戦となるのでプレイヤーは疲れる(→消費者は多分嬉しい)・ほとんどがコンセプトワークの具体例で構成されるためわかりやすいが、自分自身に置き換えた場合具体的にコンセプトワークを行う可能性がほぼないため、現時点では必要なし。
・ただいつか「チームで仕事をする時」や「未知の良さを見つけなければならない時」に具体的に使える手段となり得るので覚えておけばいいかなーと。
・「どうやったらWiiとか思いつくねん!」というツッコミとか疑問に対して真摯にアプローチしていて好感が持てた。ただ再現性が実質ないのでそこだけ注意。読んでて気持ちよくなるけど実際に得るのが難しい内容
・コンセプトの作り方や理想的な形が想像できた という意味で読んだ価値があった。ただ僕に具体的に必要なことはほとんどなかった。
・しかし「未知の良さを語ろうとする時に人は拒否反応を示してしまうが、それは既知の良さから外れているため、知らないから拒否したくなる。つまり未知の良さを見つけられている可能性が高い」という視点はとても勉強になった。これはずっと意識するべきだと思う。デザインで差別化するのではなく、未知の良さを身にまとったコンセプトから生まれたデザインだからこそ、「必然的に差別化できている」という状況が正しいはずです
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この言葉が一番好き わかりやすい。他者より良いものを作ろうとする時に最も大切なことかも。他者よりいいものを作るときに他者と比べて出来るものは他者の延長にあるもの とも言い換えられると思う。独自性を見つけるには未知の良さと向き合うのが大切