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ようやくわかったマイナ保険証の正体

マイナ保険証をめぐるニュースが絶えません(笑)。

✅ 2024年5月以降に全国の約70%の医療機関でマイナ保険証関連のトラブルが発生していることが判明。

✅「名前や住所の漢字が●で表示される」が66.9%と最も多く、次いで「カードリーダーの不具合」が52.4%。

✅有効期限切れによるトラブルが20.0%で発生しており、今後急増が懸念される。

✅他人の情報が誤って紐付けられる事例が155の医療機関(2.2%)で確認された。

✅ マイナ保険証の利用率は1割程度にとどまっているにもかかわらず、トラブルが多発している。

✅高齢者では暗証番号を忘れて資格確認ができないケースが報告されている。

✅カードリーダーの接続・認証エラーや資格情報が無効になるなどの技術的トラブルが多発。

にもかかわらず、2024年末には紙の保険証は原則的に廃止されマイナ保険証に一本化されます。あと、数ヶ月しか時間はありません。医療機関の76.3%が12月以降も「保険証を残すべき」と考えているのですが、そんなことにはならないに違いありません(笑)。

現状で推移すれば、よほどの「デジタル通」でない限りこれまでのように制度を十全に利用することはできなくなります。特に、医療費がかさむ高齢者の場合、デジタルじいさん・デジタルばあさんでない限り、世界最先端と言われる医療サービスにアクセスできなくなります。

つまり、

デジタルデバイド。デジタルスキルの習熟度による国民の分断こそが狙いではないかと考える次第です(笑)。

すでに、患者に医療費の「10割負担」を求めたケースが974件発生しています。マイナカードに公的年金の振込口座をヒモ付けしておけば、医療機関も窓口負担分の取りっパグレはないのです。

国家財政における最大の悩みのタネとなっている医療費の削減に資することは疑いようもありません。

さもないと、こんなに急いでいる理由の説明がつきません。


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金子幸嗣
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