転職エージェントと大喧嘩をした話
退職を検討していると言うエントリーを書いたが、転職活動をしていると納得ができない話に直面することがある。
とある外資系企業の中途採用試験を受けた際の話だ。
外資系に特化したエージェントからの紹介で、米系企業の日本法人の面接を受けた。
1次、2次とトントン拍子に面接が進んで、晴れて内定通知を受け取るという段階に半月程度の時間でなった。
しかし、2週間たっても内定の連絡がない。
求人票記載の内容では、2次面接で内定となっているのだが。
そんな中エージェントから電話連絡があった。
「募集しているポジションがバジェットの都合でクローズになった」
???
何のことかよくわからなかった。
バジェット=予算
クローズ=募集終了
ということを横文字にしてごまかしていたのだが
「募集の求人が予算の都合で内定出せない状態になった」
ということだった。
要するに、内定取り消しだ。
この状況をよく理解していなかった自分はエージェントが続けて
「ぜひあなたを採用したいから他のポジションで再度受験してほしいと言われている」
なんだか聞き心地のよい言葉に置き換えていたが、
「他のポジションで再受験」
ということだった。
その一次面接では、今まで面接していたマネージャーなどが担当したため、非常に和やかな感じで終わった。
自分は、これが一次面接だと気が付かなかったぐらいだった。
次の面接までに英文のレジュメを準備してほしいという依頼があった。
一週間ぐらい時間が欲しい、といったところ、3日後までに何とか提出できないか、と言われた。
その後、面接を受けてほしいという連絡があり、一週間後の日程を希望したところ、マネージャが日本にいるうちに面接を受けてほしいので2日後に来てほしいと連絡された。
普段は韓国にいるという韓国人マネージャとの英語面接だということだ。
だいぶせかされて、人生で初めての英語面接に臨んだ。
結果は惨憺たるものだったのは、言うまでもない。
だが、英語面接を終えて、日本法人のメンバーは自分を採用したいと言っているのだから、大丈夫だろうと思っていた。
しかし、数日後、その韓国人マネージャーがNGを出したようで、他の希望者の面接を始めたいと言われたとの連絡があった。
どういうことなのだろうか?
すべて先方の都合でこちらが配慮しているのに、なぜそこまで貶められなければならないのか?
求人票には、2回の面接後に内定と書かれているが、英語面接など書いていなかったぞ? 求人票には嘘を書いているのか?
担当エージェントもメールの返信や電話の折り返しも極端に少ない人物だったため、本当は企業側から違うことを伝えられていたのではないか?
事実、他の希望者の面接を始めたいという連絡もメール一本で済ませようとしていた節があった。
このやり取りの後、電話で非常に激しい口論をしたが、結局は平行線をたどるだけだった。
バジェットの都合による内定取り消しもよくあること、らしい。
先方としては、採用通知を出していないので内定取り消しには当たらないと考えているのだろう。
結局、この米系企業は一か月他の希望者の面接状況を待ったが、とても一か月で結果が出るようなペースで採用を進めていなかった。
他の希望者の状況を見るので一か月待ってほしいと言ってきたのは先方だった。
その状況から、選考を辞退する連絡をエージェントに行ったところ、
「○○(欧米企業)の募集が開始されるので、お受けになりますか?」
と聞いてきた。。。(ため息)
皆さん、転職エージェントの担当者はちゃんとした人を選びましょう。