風都探偵の話
自分は平成仮面ライダーが好きだ
子供の頃にやっていたもので言えば555になる
それから中学生くらいに朝アニメを見るために起きてそのままの流れで見続けていたらハマったというやつだ。
よく初めて見る平成ライダーはなにが良いですか?というのに対し何が適切かと見かける
個人的にはW、ドライブ、オーズがおすすめだ、そんな中のWに関係する話を書こうと思う
まず仮面ライダーWとは
二人の人間が合体し一つの仮面ライダーになるという当時としてはなかなか斬新な設定で打ち出されたシリーズになる
なお今は劇場版で別のライダー同士が合体したりしてる
インフレというやつだな
しかしながら斬新な設定の割にストーリーはわかりやすく二人の主人公が過去との折り合いを付け成長していく様が描写されており読後感が良い
表題の風都探偵とは仮面ライダーWの物語の続編となる
風都探偵、こいつのいいところは多岐に渡るが目立ったところだけ列挙していこうと思う
1.大きなインターバルを経てから出た続編であるということ
当時をリアルタイムで見ていた大人が購入するのが大半かと思われる
綺麗な終わり方をした仮面ライダーWが長い年月を経てまた続いてくれる、そんな事象そのものが多くのファンの根強い人気を彷彿とさせこれだけでも大きな意味を持っていると思える
2.特撮作品では不可能な描写が行える
東映特撮作品、まぁ主に上述の通り仮面ライダーに関してだが
長いキャリアとCGの発展により本当にリアルさを感じれる作品になっているのが近年の仮面ライダーだ。
しかしながらアニメ作品やフルCG作品ではないだけに実写作品であるがゆえにどうしたってできない描写なんかがある
ゾーンドーパントなどは素晴らしかったが風都探偵ではパズルドーパントやオウルドーパント等撮影が難しそうだなと思えるものも登場させ描写することができる
まだまだドーパントにはこんな広がりがあったのかと関心した
3.ときめの存在
Wにおける主人公たるフィリップ、左翔太郎の成長にフォーカスはすでに終えているのでW本編で成長した彼らが新たにときめを出すことで「おぉ、立派になったな・・・」と感じられるシーンが増えていて良いと感じた。
記憶を無くしたことで読者とシンクロしやすい依頼人兼探偵助手という読者からもシンパシーを感じやすいポジションはいい選択だと思う
以上となるが今後の展開も楽しみだし、新規にも触れてみて欲しいなと思える作品である
Wから平成ライダーの世界に入って言ってくれるような人がいれば嬉しく思う
俺だよ