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運転免許を取りにいく娘と私の思い出と

こんにちは。

2月に18歳になる娘が、自動車の運転免許を取りに行くことになりました。


私の住んでいる場所はほどよく田舎。
徒歩や自転車でも十分生活できるのですが、やはり車がないと不便な時もあります。娘もアメリカで運転免許が必要な時があるかもしれず、今のうちに免許を取ることになりました。


心配事がまた一つ増えるかと思うと、ため息が出てしまうのですが…
仕方ありません。


まずMT(マニュアル)で免許を取るか、AT(オートマ)限定で免許を取るか選択するのですが。私たち夫婦は娘が中学になる頃まで、お互いMTのジムニーに乗っていました。娘もいつかジムニーに乗りたいそうで、MTで免許を取ると決めていたようです。


申し込みの際、受付でMTで取ることを伝えると
「今はAT限定免許の方がほとんどですけど。MTで大丈夫ですか?」
そう言われたそうです。


私が免許を取った当時、AT限定免許の取得は高額で、それを選ぶのは極々一部のいわゆる「いいとこのお嬢様」
私の様な一般庶民はもちろんMTです。


今はAT限定免許取得の方が安いんですね。
時代は変わるんだな。


なにはともあれ。
今は教習所も娘の同年代の子達でごった返しており、免許を取れるまでに時間がかかるそうです。
事故など起こさぬよう、無事に免許が取れることを祈るばかりです。


車の運転免許を取ると、原付バイクの運転も可能になります。
運転免許を取得し、ついでに原付バイクに乗れることに浮足立っていた当時の私。


その日も調子に乗って、夜、友人宅にバイクで遊びに行きました。その途中、工事現場があり、昼間掘り起こしていたであろう場所を仮埋めしている箇所がありました。
そんなに速度は出てなかったのですが、その仮埋めをしていた場所でハンドルを取られ…


気づいたら、その道路から2Mほど下の田んぼに私は横たわり、満天の星を見上げていました。隣に横たわるバイクはエンジンがかかったまま。


そう。バイクごと田んぼにダイブしちゃったんですよね。
痛いより何より、こんなシーンを知り合いに見られたくなかったうら若き乙女、18歳の私。


ヘルメットも、片方の靴も無くなっていましたが、そんな暗闇の中探せるはずもありません。


とにかくこの田んぼから元の道に戻らねば…
エンジンがかかったままのバイクを起こし、冷静さを欠いた私は、何を思ったか、稲刈りが終わっているその田んぼをバイク走行し、再びよろめきました。


元の道と田んぼの間には稲刈りの機械などを行き来させるための坂道があったので、なんとか生還できたのですが…
バイクの前カバーは割れ、そこにわらがガッチリ挟まり取れないまま、ヘルメット紛失、靴片っぽの状態で家に帰りました。


家に帰ると安堵からか身体のあちこちが痛み出し、特に胸部の痛みは激しく。次の日病院に行くと、先生は「折れてるかもしれんな」などと、カッケを調べる小さいハンマーみたいな物で胸部を叩き出しました。
痛がり拒絶する私を看護師さん達が羽交い締めにし先生は叩き続けたのですが…


その後レントゲンを撮りました。

レントゲン撮るんかよ。


結果、骨折はなく、数日痛みは残るだろうという診断でした。
2週間ほどは胸部が痛く、不自由に過ごしましたが、あの時、自分の上にバイクが落ちてこなくて良かったなと本当に思います。


このように。
免許取りたての頃は色んな危険が潜んでいます。
これから免許を取ろうと思っている皆さん、はたまた免許を取って日の浅い方々。


乗り物を運転するときは、十分に気を付けてくださいね!!!


バイクごと田んぼにダイブする機会はそうそうないけどな。


最後までお読み頂きありがとうございました。








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