【ウーリーと黒い獣たち】#カイサー最後の物語@七つの種
秋の創作活動。
いよいよラスト。
こんにちは。
彩夏です。
カサッカサッカサッカサッ……
麻袋の乾いた感触が私の肩を刺激して痒い。
メマダエうまかったなー。
これがあればしばらくルービー楽しめるな。
それにしてもウーリーめ。
結局ゴザで休憩したまま、とっととターリキィに戻ったってどういうこと?!
帰ったらお仕置きだべ。
でもアタピの心は安堵で満ち溢れている。
愛しのウーリーとリトルソー。
これからも家族として暮らしていけるだなんて。このまま2人と永久にお別れかもしれないと思うと胸が張り裂けそうだった。居ても立っても居られなくて、ルボンに会いに行ったけれど。
まさかルボンがあんなにざっくばらんな人だったなんて。新幹線アナウンスのモノマネ最高。
思いっきり笑ってたら、メマダエ歯に詰まってることバレて「青のりがだんだん取れてきたと思ったら、今度はメマダエ詰まらせるのやめなさいよ!!」激しくツッこまれたけど、あれは酔っ払いすぎて見えた幻覚ってことにしとこ。
だけど、まさかの時のためにロケットペンダントにウーリーの写真仕込んでおいて良かったわ。
しっかし何回見ても、我が夫ながら笑ける。
さぁ。
早く帰らないとね。
あれ?
ミーラー、フーヤ、ヤーパじゃない?
あとコチョリーも。
雨乞いの舞踊か。三日目だって言ってたけど…
なんかまだバラバラちゃう?
家に到着するとリトルソーが出迎えてくれた。
「結局パパは自分の顔ってものを待てなかったんだね」
いつまでもターキリィ語を話せないソーを心配していたけれど、理由がわかってホッとした。そうだったんだね、ソー。sou.だけに。
「ちがうよ、ソー。パパのね、この顔がルボン様の気持ちを変えたんやで」
ロケットペンダントを開いて、ソーに伝えた。
「パパはまちがいなく勇者だったんだよ」
ソーと話していると、奥からウーリーがノソノソ出てきた。
「カイサー、おかえり」
なぜかウーリーはパンツ1枚。
「なんでパン一やねん!!」
「ちゃうねん。ヒヤトラーズの制服がまっくろくろすけ並みのモフモフ黒装束やったから暑かってん。だからさっき脱いだんやん」
脱いでも全身の毛量たっぷりやん。
おっと。
こんなことしてられない。
「ウーリー。まだシャワーしてないんやろ?これから雨降らせるから。外で雨に打たれてくれる?水道代の節約になるし。」
「どういうこと?!……まぁええけど。」
アタピはルボンから渡された七つの種をロケットペンダントから取り出した。
ほないくでーー!!
ごっつぁんでーーすっ!!
アタピは元ソフトボール部で培った剛腕で七つの種を空に向けて思いっきり投げた。
ところでカイサー。
その前歯に詰まってる物体。
なんなん?
おしまい
#アクーン王
鼠蹊部の完治、お祈り申しあげます。
ターリキィ国がまた活気あふれる国になりますように。
#賢者シュミクト
素晴らしいアシストで迷うことなくここまで来れました。
ナイシュー!!
#ラブコママ
#キッキー
またコーヒー淹れてくださいね。
ラブコママとキッキーのご飯、楽しみにしています。
#ユッキー
#ボーチャ
ルボンにたらふくメマダエもらったから、ルービーで乾杯しようぜ!!
ガハハハハ!!
#ゴーショー
出生の秘密とはいかに?!
#ゲーン王
一度ターリキィ国へ普通に遊びに来てください。
#まとめ記事
最後まで楽しく創作活動できました。
妄想で物語を作る機会を頂き、ありがとうございました。
それでは。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ばいなら
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?