初恋は◯◯◯色
することが全くない週末なのに、ひたすらダラダラすることで有意義な週末だと思い込む技術を習得しました。
こんにちは。
彩夏です。
突然だが。
私には「キラッキラの初恋」という経験がない。
「初恋」
それは初めての恋。
そのまますぎて笑える。
こんな素敵な言葉があるだろうか。
私にももちろん初恋の経験はある。
だけど「キラッキラ」とは言えない。
初恋の色をレモン色と例えるなら
私の初恋はウンコ色。
私の初恋は中学2年の春にスタートした。
終了はその5年後、19歳の春。
長い長い初恋だった。
出会いは小学校5年の時。
初めて同じクラスになったNは、少しインテリな少年だった。
クラスメイトを半分脅しながら引き連れ、毎休憩時間に校庭でドッジボールに情熱を注いでいる脳筋な私とは違い、教室で物静かに絵を描いているような少年だった。
脳筋女子であった私が、自分とは正反対のNに興味を待つまでに、そんなに時間はかからなかった。
◎するはずもなかろうドッジボールに誘う。
◎女子の間で爆発的に人気があった
「ゴム飛び」に誘う。
◎虫が大嫌いだというNを、ミノムシを持ったまま追いかける。
小学校5年の男子なんて、ずっとくだらない事でゲラゲラ笑ってるのに、「フッ」としか笑わないNをどうにかしてゲラゲラ笑わせたかったのだけれど、いつも逆効果だった。
その年の秋。
私は地区の陸上競技大会のメンバーに選ばれ、毎日朝練をしてから授業を受けることになった。
いくら脳筋だからといっても、短距離走とリレーメンバーで選ばれた私は、早朝から何回も何回もダッシュする朝練で少し疲れていて、大好きなドッジボールもできなかった。
ある日、Nが珍しく自分から私に話しかけてきた
「そんなに毎日走って疲れて、楽しい?」
「別に」
「ふーーん」
疲れていた私は、ぶん殴ってやろうかと思った。
「何が言いたいんだろう?」
その時はそう思ったけれど、適当に返事した。
その後、競技会でリレーで優勝。
短距離走で3位入賞した。
競技会の後、学校に戻り、校庭で解散。
嬉しさのあまり、そのまま校庭からクラスメイトに報告しようと思った。
窓枠に手をかけ、ぐいっと教室を覗くと、そこにちょうどNがいた。
N「どうやった?」
私「リレーで優勝した」
N「うぉ!すげー!おめでとう」
それまで見たことのない笑顔で
そうNが言ってくれた。
その日から友情が芽生えた。
くりくりの天然パーマ。
私より低い身長。
涼しげな少し細い目。
そして中学2年生。
私とNは、親友の関係から、彼氏と彼女の関係になった。
気がつけばNは私よりグンと身長が高くなり、元の素材が良かったのか、学年で「クールで少しヤンチャなイケメン」と女子から注目される存在になっていった。
そのNと付き合ってる女。
ついでに私まで注目されるようになった。
ここまで読むと、自分でも小説かよと思う。
だけど、このイケメンだけどクソな男。
略して
クソメン
その後の私の人生を
大いに狂わしていくのである。
《スタエフ告知》
8月21日(月)
20時30分〜
うりもの笑ってチャンネル
「笑っていい恋バナ!」
クソメンとの初恋を、笑いながら昇華してやろうと思っています。
お時間ある方はぜひ。
コメント欄に遊びに来てくださいね。
クソメンに翻弄された日々を、一緒に笑ってやって下さい。
ひーーーん( ;∀;)
画像は
《konomiasahi》さんからお借りしました。
最後までお読み頂きありがとうございます。