三十三才

うろ かくれた 月
みそかの 夜に
高唱 讃歌
たかく 昇った 小さき王
からだ ひとつに 添ういのち
衛らんや
空 あけて
雲 ひとつなし
われらが こうべ
墜ちた 奈 消ぬ
実る 田園の 地平線まで

 
【鎌倉の天気】
 あれ霜おろす あしは しぐれて うねたかし


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