実桜や

ゆきとかす 越後阿賀野の山寺桜 八千代に
大室の八岐すみて あさの、くれの、匍匐しめ
兀山へぐり 御神の石も転がりと云へば
安野川なみだ 五頭山の地蔵らも哀しけれ

童追兎而忘時過
惟星識遁白家路
吾懐歳不能渡河
将識彷徨貴宝也

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