ツブラジイ

秋王を まつ
乙女が 黒き瞳の 涼やかし
向つ峰
色に はやくも 転がりおちて
彩雲 尋ぬ
忘れ種の 我とも 陰と ならんか
小枝と ふれあふ 袖と袖
末に ひろぐらん

 
【鎌倉の天気】
 たつ浪の し水にまじわる 風追分
 とられた網の 命ほころび


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