大峯入らば

すずにゆる
鈴鹿 福王 奥の院
やつで ふく
七福が いしぶみ
我欲を 数ふて 田口の 跡まで
露を あつめて
朝明へと 流るらし
恋ひしき日々
夫 おふや
ジビエの 響かしみ
木霊 消ぬ

 
【漢詩】
 日焼千山万草頽
 雨流石以不生苔
 吾思落地以虚瞬
 若萌花色亦悲哉


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