初六花

人を わすれた 天の川
星月 こほりて
枯れた 夜の瀧
あけぼの 野々原に おどり
つづる 睦の あしあと
墨袋 かくした 鉄籠すらも
夢の馬車に 化け 越えた
丘 咲き
花も とける季節
二つの 沓音こそ 残し

 
【鎌倉の天気】
 やまぎわ あけて すくる
 風の おきつぐは 遥か


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