はるだち

寒の あけぼの
ひかり潤う 若草に 初つゆ
かくれた 鹿の
あまぶき 呼ぶ笛は 遠からず
霞 いれかはる
防人が 城の 枝も重たし
門前 うつ鈴が おとずれし
おいて 忘るは 衣一枚

 
【鎌倉の天気】
 こおりぐも みなみにおくる 手套つめたし


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