すだれ

陸に おき
み通す 垣間の ひとや
すりぬけし 風
わたる 烏羽玉の 匂 かすか
知らぬは
影と なり
夢と おち  ならば、
そばに 舞ひて候
夏虫
月に 焼かるる

 
【鎌倉の天気】
 鯨取り 白だち海の くだけしに
 漕ぎ出だしたり 刺水夫が舟


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