春の闇

あけぼの梯のもと 雪やとうつる侘助こぼるまで
浮雲よ月はまだかと、まつ酒はうまし顔の、
靴をわすれり茨のみち なに者か啾啾
ほちほち帰れとな 虫の声にも虫はなきに

茅ヶ崎の荒れやう浮きみる百の夢

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