カルピス

かちわりて
ガラスの喉に 汗
かちまわして
小さくなった君が 今は うらめし
過ぎた 酸味の 想い出
いつまでも 心 残りて
涼しき ことごとの 感謝
また、ひと夏

 
【鎌倉の天気】
 いくつ藻と 焼いて うつ背子の
 浮き立ちて 洗わる夏が 潮の板


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