むすめ十一

鹿島 烏﨑 ゆふつつみ
白浜ぞ し 美し歌よ
海老のせ 曲がるまで
真野ならふ 松の代まで
潮騒 とけぬ
童 すむ声
なつかしき 砂の城から
姫うつぎ さく 木漏れ日
戯れ 足の 跡かな

 
【都々逸】
 月づきのぼる やまねの山や
 はじめての背を こひておひ


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