紅葉ちりぬる

ひと歳瀬の 礼謝に
金色と 散りぬる
迎えた 冬枝の
長寿 なりしも
安き ことよ
また春の 日の
七つ 星と広がる 掌を
暮る 景色の中
今は 閑かに
浮く雲が 夫
 
【鎌倉の天気】
 雲とけゆ 因幡を越えぬる 白兎かな


 ▲ 雪男の記事一覧

いいなと思ったら応援しよう!