藪の数寄

おくやまの 大津真木あらふ矢護しみず
ますらを千人 守りし古城大王宮の幟 みはた
討ち入りも、火打ちなそ ころがす黄金の湯釜
くじゅうの森に烟ぶりたつ わが君にぞあるやも

あけの海 うき舟けして 何となくのや
風こひし ともする鳥の 雲なき空に

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