十六夜

わずかに欠けた 夢の
続きも 惜しからず
すぎる かげの また早からん
もちの いくつかを 忘るる
虫の音 いそがしき
花の色も 最後と 美しき
空に あもなしや
神無の 家守となり

 
【鎌倉の天気】
 てらす月の いのちは みぢかくに
 彼岸とうつは 浪鼓のみ


 ▲ 雪男の記事一覧

いいなと思ったら応援しよう!