あんこう

かそめく 古寺の
杜の閑とな、闇くれぬ
舎利の 沙にもぐりて 己が 沙なり 化かし
そこ、はかもなく
鬼火ゆれごと、響かしむや
肝吊られ
だれり ひらく大口の
肴が 別れ酒

 
【鎌倉の天気】
 をちなみの くちしみり さめ はるるらん


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