桜蕊ふる

花は すぐ
手折り さめざめ 岐れゆく
奥に 仏なし
気づきの みちぞ 菩薩光
鹿 こゆる峠の
ふる蕊の 何のや 知る然なし
還る里に
さくは 桜に あらずとも、
よし野

 
【鎌倉の天気】
 あめにちるや ようよう
 暮れゆく春の 翠は飃し


 ▲ 雪男の記事一覧

いいなと思ったら応援しよう!