牛あらふ

白絹の なつ霧 たちぬ
霧島 永水
清滝を 手篭にあつめ
永野田 七つ社 まいらば
亀が 母池の森 深くまで
あの背 恋しや
のぼる 黒曜に 甲を 焼かるれ
吉凶 占ひき
おけ

 
【漢詩】
 風凪以凧忘其空
 風再以鈴詠涼夏
 吾舞如蝶昼眠遊
 遺夜小風乱心愁


 ▲ 雪男の記事一覧

いいなと思ったら応援しよう!