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好きな色

君の好きな色は何?
そういうと君の瞳は少し宙を彷徨う。

「青かな、空の青。」
君がそう答えた日、
僕はその青を探し始めた。

昼間の明るい空の青、
夕暮れに消えかける淡い青、
海底に閉じ込められた深い青。
どれも君の言う青のようで、
君の青ではない。

君の色が少しずつ変わるのを知る。
「今日は緑かもしれない。」
「昨日の夕焼け、綺麗だったよ。」

変わる君の好きな色は
君自身を映しているようで
その感覚がスキ

だから僕はこう思うんだ、
君が選ぶどんな色も、
それが君の好きな色である限り、
僕も好きになれるって。

君が聞いてくる
「あなたの好きな色は?」
僕はちゃんと答えるよ
「僕の好きな色?それは君の好きな色だよ。」


あとがき
好きな色が一つに選べません(;´Д`)
それぞれよくて全部好きだから
それを可愛い詩にしてみました(*ノωノ)

AIイラストが3枚全部よくて選べなかったので
ストーリー展開的にしてみました🤭
ずーーっと一緒とかいいね♡

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SAI - 青の世界と物語
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります