心をぶちまけて
光の世界だけあればいい、
そう信じていた無邪気な少女。
ポジティブな選択、それが全て、
ネガティブは敵、
どんな時も明るく生きなきゃと。
でもその心には、
笑顔の裏側に隠された影、
悲しみ、辛さ、恥ずかしさ、切なさ、
それらは、まるで影のように、
彼女の後ろにひっそりと潜んでいた。
心の蓋が閉まらなくなり、
隠れていた声が漏れ始めた時、
彼女は初めて自分を知った。
友達とケンカして「私は悪くない」と強がったこと、
大切な本を汚されても平気な顔で笑っていたこと。
そんな時にずっと隠していたはずの言葉が、
雨のように降り注ぐ。
ネガティブな言葉が心の中で共鳴して、
不思議と嫌な気持ちにはならなかった。
こんなにもネガティブな言葉が溢れても、
私の心は青空のように澄んでいた。
「闇は敵じゃないかもしれない」
彼女は気づき始めた。
闇に溺れることで味わう感情があること、
そしてその存在が彼女を強くすることを。
光が味方、闇が敵、
そんな単純な図式はもういらない。
彼女の心には、
明るさと暗さが共存し、
ポジティブだけが真実じゃない、
ネガティブもまた、
彼女の大切な一部であると知った。
心の色彩が豊かに広がり、
彼女は新たな自分を見つけ出した。
光と影が織りなす物語、
それこそが、彼女の生きる証なのだ。
振り返ればそこに、友達の手があった。
あとがき
ネガティブな気持ちになったらダメな気がして
いつだってどんなことがあったって
ポジティブに解釈して
心に蓋をしてる気がする
ネガティブは悪だって決めつけて
その気持ちを無理やりポジティブに変えて
でもきっと、ネガティブな気持ちもたくさん味わってみると
スッキリしてちゃんと前向ける
そうだと思う。
youtubeやってます( *´艸`)
自分が作る物語をAIイラスト生成によって動画にしています!
儚く美しい物語から生きる意味を問うものまで
ぜひ一度ご覧ください(*'ω'*)
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