クリームソーダとくらげ
彼はくらげのような人だった
いつもふわふわした人だった
透明感のある瞳に光が差す
触れると冷たいけれど
見とれてしまうほど美しい
彼はクリームソーダが好きだった
甘いシロップと泡のハーモニー
グラスに注がれた夢のような色
飲むと幸せになれると言っていた
彼のことを思い出すたびに
クリームソーダを飲む
彼のようにふわふわと生きたいと願う
彼のように自分らしくいたいと思う
クリームソーダとくらげ
私の心に残る二つのもの
彼から教えてもらった
人生の希望となるもの
クリームソーダのように甘く
くらげのように透き通った
青く美しい思い出
https://www.creema.jp/item/17193281/detail
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私は儚くて美しいものの世界観が好きなようです
そこに答えはなくて、読むごとに解釈が変わるような
そういうものを描くととても楽しいと思ってしまいます
メロンソーダではなくクリームソーダ
だからきっと青色
青色はとても美しい
ソーダの炭酸がはじく音
クリームが少しずつ溶けていくさま
どこをとってもきれいです
誰しもがあこがれる?くらげのように生きたい
泳いでいるのか
漂っているのか
くらげというワードが
”彼”がどんな人なのかイメージがつきやすいのではないでしょうか
「飲むと幸せになれる」って
可愛すぎだろって言いたい。
私が作ったピアスに使用した石は
アパタイト
まるでクリームソーダを切り取ったような
原石のようなシルエットと
炭酸がはいっているようなブルーとが
クリームソーダそのものって感じで好きです
だからその石は
「夢色」と名付けました
間違いない可愛さです
彼女と彼が交わることはもうないけれど
彼という存在は彼女にとってとても大きくて
美しい思い出だった
彼にとってもそうだといいな・・・
あなたにとって心に留まった人はいますか?
ぜひ教えてほしいです^^
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