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萎花

冬の冷たい風が吹き、
萎れた花がひっそりと佇む。
その姿に何を感じるか
そんな問いばかりが響いて仕方ない。

水が足りないのか、
光を求めているのか、
それとも、
希望が欠けているのか。

花の涙のように、
凍てついた空気を切り裂く風、
何が必要か分からない私をどう思っているのか、
ただその花は沈黙している。

冷えた手で触れてみても、
その温もりはすぐに消えしまう。

萎れた花の答えは何か
ただ静かに「春は必ず来る」と願うことなのか。

萎花いかと希望を胸に。


あとがき
雪が降らないこの場所に一瞬だけ雪が舞うほど寒い
庭の花々を覗きに行くことも忘れてしまうほどに
観葉植物を家に置くと猫が食べるから
外で力強く育っているモンステラ
一昨年、氷点下に耐えられなくなったモンステラは腐ってしまったが
涙ながらに水を与え続けていたら、今では立派なミステリアスな葉がたくさん
植物の生命力に希望を感じた

なのに、またその悲劇を繰り返そうとしていた
今日の最低気温はマイナス1度('◇')ゞ
萎れる前に対策せねば

この季節の水やりの頻度がいまいちよくわからない(;´Д`)

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SAI - 青の世界と物語
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります