移住したきっかけを教えろとよく聞かれるのだけども〜移住日記②
さて、よく聞かれるなんで奄美大島に移住したのか、という質問。
これを正確に説明するには移住前まで暮らしていた神奈川での話から始めなくてはならない。まずバックにあるのが自分と奥さんが結構ちゃきちゃきのダイバーであり、例えば新婚旅行はパラオで全行程ダイビングだったりする感じなので南の方の島というに割と馴染みがあったというのがある。しかし関東から例えば沖縄方面にダイビング旅行に行こうとなるとそれなりに料金がかかるのはわかってもらえると思うのだが、まあ暮らしてしまえば旅費はは発生しないのではないかというのがひとつ目の理由である。
そして移住した年が2013年、という年号を聞くとピンとくる人もいると思うのだが、例の福島の地震災害もきっかけになってくる。簡単に言うと、あの地震の影響で神奈川で勤めていた会社にかなりの営業ダメージがあり、これはもうここで長いこと働くのは難しいかもしれないという予感がかなり強く出てきた。というわけで転職を視野に入れていろいろ動き始めたりしたのだが、自分の性格上「前の仕事の経験を活かした仕事はしたくない!全然違う事やってみてえ!」と考え、なんやかんやの家族会議の結果「新しく未経験の仕事を1からやるならば、どこで何をやっても同じであろう」という結論に達して、島に移住という選択肢が出てきたのである。無謀。
実はこの時点では奄美大島という選択肢はまだなかったし、そもそも行ったこともなく知識もなく、沖縄だと思っていたら鹿児島だった。
そんな状況でどうして突如奄美大島が出てきたのかというと、調べ物をする際にまあ多くの人はインターネット検索をすると思うのだが、Googleで「移住、島」と検索したら出てきたのだ。この話をすると若干引かれるのだが本当にそれがきっかけで、もっと言うと今住んでいる市町村の役場観光課とか企画課とかその辺が開催していた「移住者体験ツアー」というのに辿り着き、空きがあったので参加してみたのがきっかけであった。