【北極冒険】Day23:2019.04.29
この日は島越え①の2日目。天気が良い日でした。
前日の記事があれだけ書いているのでこの辺りはさらっと行きたいと思います。26日目からが、大変なことになっているので・・・。笑
歩き出して23日目。久しぶりに快晴でかなり暑かった。風も無風から北風になったが大した風じゃなかった。そしてなんとか島を越えられた。海に出た瞬間は最高の気分だった。今日一日登りばっかりだったので解放感が半端なかった。1つ目の島越え、なかなかうまくいかなかったな。2つ目はほんと頑張ろう。
昨日、柏倉さんからインタビュー受けてからいろいろと思い出す。
・みんなを知り、仲が急速に良くなったえこりん村での北海道演習。
・極地の景色の良さと厳しさを知り、様々な練習と経験の場となったハドソンズ・ベイスタート。
・雄大な自然に圧倒されながらも極北にいるのを実感し、最高のアスレチックを経験したバフィン島の島越え。ゴールしたときの気分は最高だった。
・自分たちの甘さを知り、チームに緊張感が生まれたキキクタルジュアクでの停滞日。ここでの1日があったからこその今があると思う。
・隊列に変化が生まれ、自分たちでナビゲーションし、目標を半日も上回る速度でたどり着いた補給点(ケープフーパー)までの160km
・隊の一体感がより一層強まり、全員で必死に乗り越えた最大難所ホームベイ。ナビゲーションにも少し慣れ、前方部隊はより一層引き締まり、”隊のためにどうするか”を言い合った。少し大人の隊に近づいた。
・自分たちのナビゲーションが通用せず、少し挫折しそうになった1つ目の島越え。なんとか乗り切って海を見た時は感動した。
あと126km。まだまだ気は抜けない。最後まで楽しもう。
この日はひたすら山登りでめちゃしんどかったが、景色が毎回変わって少し面白かった。
急な下り道ではソリだけ先に滑らせたり、結構楽しかった。
実はこの日進んだ距離は24.4km。斜面のアップダウンありでこの距離は本当にしんどかった。正直疲労感と足の痛さは尋常じゃなかった。最後、これを抜ければ海だと思ってみんなで必死に頑張り、
海が見えたときの達成感は半端なかった。特に今回の島越えはいろいろあったから抜けたときの感動はひとしおだった。
天気も良かったのでみんなテントにいろんなものを干して休憩。今見たらほんとすごい写真だな。当時は見慣れ過ぎた光景だった。
この日の日記の振り返りは個人的には気に入っている。時系列で体感が変わってるのが面白い。僕から見たストーリーはこんな感じだったが、他の人の物語はどんな展開に見えていたんだろうか。
今日はこのくらいでおわっときます!
⬇️ 4月29日撮影の写真 ⬇️
凍傷男と髭野郎
いい写真!さすがプロ!!
おわり
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