【北極冒険】Day7:2019.04.13
7日目になりました。
島越えが終わって海に出た日の日記です。
出発前、荻田さんから、「クライドリバーに行ける可能性が出てきた。ただし、現状の隊の様子では厳しい。クライドリバーにいくとなったらここからさらにキツくなるだろう。」と言われた。
行けるなら、俺はいきたい。他の人の荷物を引きずってでも、いきたい。ただ、それが本人のためかどうか、隊のためなのかどうか、わからない。気持ち的には、クライドリバーに行けるのなら、どんなことだって乗り越えるつもりだ。
今日行動終了間際に巨大な氷山に遭遇した。島の上部に降り積もった雪が氷河となり、それが海げ流れに乗ったらしい。氷河をくだき、飲み水とした。明日の水筒の水は楽しみだ。氷河の氷に水を注ぐと、「パチパチ」と音がした。何万年前の地球の空気が圧縮された音らしい。
とにかく眠い。今日も早く寝よう。
この日も天気が良かったな。
歩いている最中にライチョウに遭遇した。真っ白な鳥。
きれいだったなというより、頭の中では”美味しそう”だった笑
そしてそのライチョウの写真を少し離れて狙う柏倉さん。この時の柏倉さん。まさに狙った獲物は逃さない、まるでスナイパー
そして弟子くん。こちらもなかなか様になっている。撮るより獲って欲しかったな笑 (また、手袋つけてない・・・。体温お化け・・・。)
景色を楽しみながらも、頭の中では隊のスピードの話。荻田さんの話を聞いて、頭の中がぐるぐる。相変わらず後方部隊はおぐらくんがペースを作っていーたんとみほと歩く。特にこれ以降の海に出てからはそれが多かったな。おぐらくんのペース歩きやすいんだよな。
どうしても話は”ペースアップするためには”で考えていた。
もっと荷物持った方がいいか、女性陣が前に行った方がいいのか?
ただ、本質は、そこじゃなかった。
気づいていたけど、無意識に、気づいていないふりをしていた。
それに気づく、4日前の日記でした。
⬇️ 4月13日撮影の写真 ⬇️
これ、分かりますかね?北極にいる時って、降ってくる雪がもう結晶そのままの形で降ってくるんすよね。この雪食べたらフワッフワで最高に美味しい。多分渋谷とかで出したら1,500円くらい取れそう。
出発前にとった、山。この山、なんかわからんけどめっちゃ好きだった。
遭遇したb半端なくでかい氷河。これ遠くから見たらめちゃくちゃ小さくて。1日かけて近づいたらバカデカかった。
おわり
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