世界は近づいている。
■ベトナム人Z世代の旅行。
・最近のニュース、「ベトナム人Z世代多くの旅行は『シネマツーリズム』、アイドルやスポーツイベントへの支出傾向あり」。
・Booking.com調査は「1995年から2010年生まれからなるZ世代は単なる観光だけではなく自身の個性や情熱を表現する手段として旅行を捉えている」と示す。
・46%のZ世代は「映画やドラマで見たレストランで食事をすることを希望しており、これは飲食業界にとっても大きなチャンスとなる」とも示された。
■個性や情熱を表現したい。
・同調査データは「同国Z世代の69%がSNSを利用して旅行のインスピレーションを得ており、22%が好きなアーティストのコンサートやスポーツイベントに参加するために旅費を惜しまず支出する傾向がある」と発表される。
・特に映画やドラマの影響力が大きく「67%のZ世代がスクリーンで見たロケ地に惹かれ、55%が映画やドラマで紹介された名所を訪れる意欲を持っている。例えばクロアチアのドゥブロヴニクは『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地として有名で、多くの観光客を惹きつけている」。
■知らない世界へ。
・余談、私たち日本人は時間をかけてバーのケータイから、折畳ケータイを経て現在のスマホを手にしてきたが、ベトナムではバーから一気にスマホへと普及したのは経済成長のスピードが大きく関わっている事がひとつの理由として挙げられる。
・私は仕事でのアイデアを集めるのも、趣味に関した情報を探す時もスマホは大いに役立ち、同様にZ世代や若者もスマホから情報を取得し世界をより近く感じている事と察している。
・実際、スマホからの情報を基に旅行し、知らない世界、異国の地へ訪れるハードルは昔に比べれば確実に低くなった。遠い国の南米やアフリカの人々も同様にスマホを利用しており、いつか日本やベトナム、そして映画のロケ地へ旅行したいと考えているのかもしれない。