両市を縦横無尽に駆めぐる。
■ホーチミンとハノイの2025年行政区再編計画。
・最近のニュース、「ベトナム政府は『ホーチミンとハノイの2025年行政区再編計画』を発表、行政運営の簡素化を目指す」。
・ベトナムの国会常務委員会は「ホーチミン市とハノイ市における行政単位の再編計画を決定し、新しい区画は2025年1月1日から適用される」とした。これにより「両都市で大規模な区・町・村の統廃合が進められ、行政運営の効率化を目指す」とされている。
・行政単位の統廃合を進めることで「冗長な役職や施設の削減でコストカット、行政手続きの簡素化、効率化、迅速化」するメリットがあり、デメリットとしては「再編に伴う変更で一時的に住民や行政職員に混乱が生じる可能性、一部の職員が職を失う可能性・失業のリスク、地域アイデンティティ喪失(統廃合で地域の歴史や文化が薄れる懸念あり)」等が挙げられる。
■都市計画・新たなモデルとなる可能性を秘める。
・ホーチミン市では「現在273行政単位が再編後は234に減少。この計画で80街区を41に統合し、39街区が削減される予定」、また「再編後のホーチミン市では16区と5郡、1市を含む22の行政単位が維持」される。
・ハノイ市では「526の行政単位が473に減少する見通し、109の単位が再編され新たに56単位が設立される」ことになる。「再編後のハノイ市は12区と17郡、1市となる」。
・一方「新しい行政区画に適応するための住民サービスやインフラ整備、公共交通網の再設計などが課題であり、政府は住民への影響を最小限に抑えるため丁寧な情報共有と円滑な移行を目指す」とした。両市の再編は「都市の効率的な管理を促進するだけではなく、ベトナムの都市計画の新たなモデルとなる可能性を秘めている」と示した。
■スマホ内の地図情報と実際の住所が不一致。
・余談、私は両拠点に長年暮し之迄公私に渡り両主要都市を縦横無尽に駆け回ってきた。相手が場所を指定する待ち合わせ時、送られてきた住所を頼りに配車サービスやバス等を利用して現地へ向かう。相手を待たせることを避けたく、私は常に早目の行動を心掛け事前にスマホの地図で目的地を調べダブルチェックを行う。
・しかし時にスマホ内の地図と実際の住所が一致しないことが発生する、過去の行政区再編の影響で「Google等の地図サービスと実際の住所が一致しない」、「地図サービスが最新情報・実態に追いつくのに時間がかかる」等がひとつの理由となる。
・また新しく出来た通り沿いでの待ち合わせにも注意が必要で、実際と地図サービス上の目的地が一致しない事もあるのだ。いずれにしても相手から送られてきた住所をGoogle等の地図サービス上で検索しピンを立てる、次に目的地であるピンの情報(営業時間、住所、URL等)を確認して、相手の情報とピン情報を照らし合わせて一致すれば問題なくたどり着けるだろう。新しい区画は2025年1月1日から適用されるが、上述を意識する事で極力到着ミスや遅れを減らせる事と捉えている。