見出し画像

男友達の婚活プロフィールを添削したら、マッチングしまくった話

「マッチングアプリで、全くマッチングせず困っている」と言っていた友人(男性)の、婚活プロフィールを女目線で添削させてもらった。

マッチングアプリなのに、マッチングしないなんて本末転倒じゃないか!と、プロフィールを見せてもらうと、確かにこれではマッチングしないか...と、
ひとり静かに察した。

添削した結果、友人はマッチングしまくって、現在4人ほどデートのアポが取れたらしい。

「すず先生添削の、新プロフィールのおかげ」と言われ、添削が役に立ててよかった!とホッと胸を撫で下ろしている。

これで、友人に彼女ができたら、我ら夫婦と友人カップルで遊ぶことができる。一緒にピクニックや、自転車で散歩、switchを持ち寄って宅飲みをしたい。

なんなら「お互いに子供ができたら、子供同士を遊ばせたい」という、最高の提案もしてくれる、心優しい最&高の友人だ。


しかし



そんな話を菅さんは露知らず

東京に緊急事態宣言が再発令した。



マッチング率が大幅にアップし、デートの約束を複数獲得。意気揚々としていた友人は、突如として"じだんだ"を踏みながら嘆く。

「俺のアポは?僕の大事なアポーイントメント!」

...彼の悲しみのパッキャマラードが止まらない。


神様、彼にまた試練を与えるのですね。そういう星の下に生まれたのでしょうか。

......それなら仕方ない、のでしょうか?

助け舟を出したはずが、友人は嵐の海原へGO。


助け舟でGO。



■ マッチングアプリに向く性格


私は結婚前、マッチングアプリを使っていた。

東京で人が多いといえど、仕事ロボットな私は、職場の人しか出会いがない。なんとも狭い、小さな世界。

ゆっくりとした船に揺られて、ディズニーで初めて寝た、あの小さな世界。わたしはディズニーで、本当の夢の世界を知った。人形のカチャカチャ音さえも心地いい、刺激のない世界。

安定志向のわりに、刺激を欲するわたしには、小さな世界では目を瞑ってしまう。同じような船に乗るなら、カリブの海賊を選んでしまう。スプラッシュマウンテンは乗れるが、安定志向なので宙に浮く感覚が苦手中の苦手だ。内臓の大幅な上下は、死を感じさせる。

話を戻す。

人からは冷静でサバサバしていると言われることが多いが、彼氏にだけは甘えたい恋愛内弁慶の私。
甘えるような醜態を、職場で見せるわけにはいかない。

たとえば職場で恋をしたとして、彼氏に職場でツンツンし、家ではデレデレだった日には、ただの支離滅裂女に仕分けされてしまう。
それか運良く、そういうプレイが好きな変人となら上手くいったかもしれない。

...小さな世界での出会いは、私には無理だった。

友人にすら、彼氏へのデレ姿は見せられない。
(別にへんな甘え言葉は一切使わないが、弱みを見せたくないのと、キャラ崩壊を避けたいと思うだけに過ぎない)

知り合いに知られることなく、マッチングアプリで出会うのが性に合っていたので、登録。

誰も知らない同士という点が、気楽で刺激的で心地よかったのだ。


■ ヤバい添削屋さん

登録すると、自分でもびっくりするほど「いいね」が集まり、いわゆる人気会員という枠になった。

しかし、決して超美人!という分類ではない。

ぱるるや宮崎あおい系といわれる、ザ童顔。好き嫌いがある系統なのは、自ら理解している。

人気?になれたのは、自らのプロフィールが我ながらうまく書けただけだ。
このときすでに、婚活プロフィールの添削屋さんだったのであろう。自己記入、自己添削。


だれかの最&高になりたい私は、すべてのいいねを飲み込む最&高になれたのだ。しかし、警戒心が強く慎重な性格なので、いいねを返すことは100人に1人。

そして、バカ正直おふざけ真面目人間スズなので

いいねをいただいたからには、プロフィール閲覧をひとりひとり丁寧にしていた。

この人はどんな文章を書くのだろう?いいねをありがとうという気持ちを添えて。

こうなると、もはやタスク処理が半端ない。

そのため、マッチングさせるときは、最低限のルールを設けていた。


例えば、昼間にいいねを貰うと「土日休みって書いてある人が、仕事中になにしてんねん。無しやな」と思った。

こういうタイプは、仕事中にも関わらず、呼吸するように浮気するのでは?と心配が止まらない。(かなり勝手な憶測)

仕事中は、仕事に集中する男であれ!と思うので、私の中ではナシだった。中には、仕事の合間に本気で婚活をして「いいね」をくれた人もいたであろう。ただ、それはそれで重い(まるで男の意見)

さて、私のマッチング条件なんぞさておき

たくさんの男性のプロフィールを、なんともご丁寧に見てきたからこそ、友人のプロフィール添削に役立った。あのタスク処理は、意味があったのだ。

私が、つい「いいね」を押してしまう人材が、アプリを制している男ということだった。
プロフィールの書き方が、女性にとって気になる、いいねを集める男ということである。

イケメン〜ふつう、年収までかなり幅広かった印象。たぶん、プロフィールの書き方しだいで、マッチング率は急上昇するのだ。

これらの経験からヒントを得て、プロフィールしだいで、マッチング率は大幅にアップすると確信し、困っている友人に落とし込んだ。


35歳を越え、兄のように慕っている人生の先輩である友人に、

結果がでた。

マッチングの嵐。すず添削の賜物である。自分で言う?
(だって合計5時間くらい、添削・添削理由の説明に時間かけたんだもん)


これをわりと本気で副業にしようと思うのだけれど、うーんどうでしょう。どうにかして、依頼を受け付けられるようにしたい。どういう経路が頼みやすいのだろう。誰かオシエテ。

マッチングしなくて困っている人を助けられる!友人のような素敵な人を救うチャンスが、わたしのような一般人にもあることに気づけた。

「あなたの婚活プロフィールに魔法をかけます」
(めちゃくちゃ時間かけて、本気で添削します)
という謳い文句がいいだろうか。夢と現実の言葉の、間を埋めるような表現が必要な気がする。

魔法とか言ったら、ただのイタイ奴に見える可能性しかない。可能性は無限大。

まずは有料noteで、添削の実例を出そうか...
そうなると、友人の元のプロフィールを晒すことになる。

晒していいか、友人の判断を煽りたいが
友人は菅っちの緊急事態宣言に煽られているため

聞くのは、今ではないとは思うんだ。うんうん。

代わりにスプラトゥーンで、キルした相手を煽ることにしよう。名案だ。
アラサーでそんな初体験もありかもしれない。

その前に、煽れるほどのハガネメンタルがほしい。


七夕で短冊に、書き忘れた。


【ハガネメンタルをください。すず】




■ さいごに

いつも優しくて、人を楽しませようとするサービス精神のある友人には、素敵な人と結婚してほしい。

そのために私ができそうなことは、なるべくしてあげたい。

この婚活noteを書き始めたのは、3人の友人が婚活で困っている姿を見たのがきっかけなのだ。

そのうちの1人が、今回プロフィール添削をさせてもらった彼。(あとの2人は女の子)

次はデートの添削かな!と思うけれど、デートの失敗エピソードを聞いて、笑ってはいけないところで笑ってしまいそうだ。だって、わざと面白くなるように、エピソードトークにしてくれるのだから。

笑ってしまうと、さらに笑わせるエピソードをぶち込んでくるようなサービス精神を持ち合わせているのに、なぜかデートが上手くいかない友人。

そんな優しい友人に、結婚相手が見つかるまで、彼には無償で尽くそうと思う。いつも笑わせてくれて、他愛ない話を聞いてくれて、一緒に遊んでくれて感謝しかないのだから。

夫と渓谷に自転車乗りに行こうと思うんだけど、良かったら来てねと言うと、私の思いつき企画にノリノリで来てくれる。1番写真や動画を撮って、予想以上に楽しんでくれる。

添削屋さんかつ、企画屋さんのおすずさんである。
もちろん、企画したらからには、友人の自転車のレンタル手配もして、簡単に当日の説明も入れた。
友人が楽しんでくれれば、それでいい。

宣言が明けたら、次は何をしようか。

いや彼には、まずデートを頑張ってもらおう。

いつかプロフィール添削事例を、
個人情報がわからない程度に公開しようと考え中です。

婚活中のだれかに、役に立つかもしれん。
(謎の使命感)



最後の婚活のはじめかた すず*

「だれかに役立ちますように」と時間をかけて書いています。 あなたのサポートは、めぐりめぐって誰かのために...♪ ぐるぐる、まわる。