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お金と人に執着しない生き方
シンチャオ🇻🇳
みんな違ってみんないい!
サイゴンの輪オーナーのkayoです!
最近思うんだよね、
お金と人は執着しない方が幸せに生きられるなって。
そのお手本と毎週お会いしている。
今フルコミッションで働かせてもらっている不動産会社の社長は、本当によくお金の話をする。
というかほぼお金の話しかしないw
先月いくら仲介で稼いだか、私にどれくらい稼がせたいか、これをしたらこんだけ儲かる、
と本当に会うたびに言ってる。
彼は社員の誰よりも稼働しているし、
誰よりもお客様に会っている。
その引き込みまでの導線も作戦通りだ。
でもいくら稼いでこれを買いたい、もしくは内部留保したい、という思いを全然聞いたことがない。
経費もほぼ自分のポケットマネーで払っていて、利益ばっかり出るので毎年何百万円と法人税を納税しているらしい。
なんで?
この社長はほんとに楽しそうにお客様と話している。
とても楽しそうに導線の戦略を語る。
そして私が最小限の稼働で働けるようにめっちゃ動いてくれる。(!)
社長は言う。
「俺は金には興味ない、ただ仕事が好きや、お客さんと話すのが楽しい」と。
それは私も、もうヒシヒシと肌で感じていた。
なんて楽しそうに仕事を語るんだろう、と。
私が思うに、
この社長はお金に興味がないんじゃなくて、
お金に執着がないんだなって。
そして不動産営業にその無限の可能性があることを私に教えたいらしい。笑
これは人も同じだと思うんだけども、
あいつが言うことを聞かない、とか、
腹が立つ、とか
好きだからこうしたい、
そしたらこう返してほしい、とか、
好きだろうが嫌いだろうが、
誰かを自分の思い通りにコントロールしたい想いは、
もう執着です。
ここで大きな落とし穴があります。
お金も人も、執着すると離れていく、という事実。
ほしい、(思い通り動いて)ほしい!
と思っているということは、
現状、
ない、(思い通り動いてくれ)ない!
と思っているのと同義語。
そうすると、のぞみ通り、その「ない」現実を作り続けます。
しかも、そう思い込んでいることに、
私たち人間はなかなかきづきません。
あまりにも昔からあたり前に執着し続けてきたからです。
そして思い通りにならない対象を見て腹が立つ。
払いたくないお金を払ってため息をつく。
相手が悪いと思う。お金がなくなった(減った)と思う。
おもしろいことに両者とも、自分の懐から離れているのにずっとその行方を追っていることに氣づきませんか?
お金に執着しない人は、
お金が天下の回りものであることを体感しています。
つまり、自分が払ったお金は、自分のもとへ還ってくる。楽しく仕事をしていれば、お金はあとからついてくることを知っているのです。
なので氣持ちよくお金を払います。
お金が減ったことにフォーカスしている人は、その投資が何になって還ってくるか、という、お金によって得られる対価にフォーカスを当てていません。
人もそう。
自分以外の人間をコントロールすることはできません。たとえ自分の子どもでも。
でも思い通りにさせようとして、脅したり、交換条件を出したり、罰則を与えたりします。
それは執着です。
簡単にいうと、「私の言う通りにしてくれないなら承認欲求が満たされないから言う通りに動け!」と叫んでいるのと同じです。
何度も言いますが、人がコントロールできる人間は、自分自身だけです。
自分以外の人は自分と違う考え方を持ち、違う価値観を持ち、違う側面を見ている、
それを許容できない人は、自分自身がコントロール下にいないと許されなかった体験をしています。
あなたはあなたの考えをアウトプットすればいい。これはとても大事。
そして、それを聴いて相手がどう出るかは、相手の決定事項です。
それがたとえあなたの希望通りではなくても、しかたありません。
人に執着しない、とは、その他人の決定事項を受けて、それでも違いを認めて付き合うのか、はたまたどうしても譲れない部分であれば、付き合いをやめるか、
二つにひとつ。
でも間違いなくどちらも相手の意思を尊重する、愛のある人間関係だと私は思うのです。
人を尊重できる人は、自分を大切にできています。
なので、逆に自分の決定事項で誰かが離れて行っても、執着しません。
「(わたしとは)違うんだな」と理解するだけです。
そこにいいも悪いもありません。
この境地に達すると、嫌われてもわりと平氣です、ちょっと切ないけどw
そして、どれだけあなたがGoing your Wayであっても、そばにしてくれる人は必ずいます。
だから大丈夫b サイゴンの輪もそんなあなたを応援したい!と思っていますよ♪
【著者 kayo *自己紹介】
1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている10歳のムスコが相方のシングルマザー。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、
行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「みんな違ってみんないい」をキャッチコピーとしたベトナムカフェを開業すべく、マイノリティや、多様性を認めあえる空間をSNSを通して発信している。