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氣づいた瞬間に手放す
モッカフェスァダァ⤴
=「アイスミルクコーヒーひとつください。」
唐突にベトナム語講座。
さて、今日は万人が抱えているもの、
でも見てみぬふりをしているもの、
ザ・劣等感の話。
私は、人生は劣等感に氣づいていく旅だと思っている。
劣等感のない人間なんていない。
氣づいていない人はいたとしても。
例えば兄弟で優劣をつけられて育ったことや、
親の期待に応えようとしてがんばらなければ認めてもらえなかったこと、そして期待通りにできなかったこと、
いつも家族に存在を否定されてきたこと、
親の過干渉や放任、
ほぼ6歳までに、この人格の核となる(自分はありのままの自分ではダメなのだ)という自己否定を形成する。
それは一重に、(愛されていない自分)を作り出す行為でもある。
この呪いは、大人になってもずっとかかっている。
他人と比べてざわざわするのも、
お金がない日々に焦燥するのも、
旦那や子どもが指示通りにならなくて腹が立つのも、
やられたらやり返す倍返しも(笑)
自分をとりまくあらゆることに対してゆるせないのは、
あなた自身があなたをゆるしていないから。
この呪いは恐ろしいことに、誰かに解いてもらうことができない。
そしてもっと恐ろしいことに、
呪いにかかってることを自分自身が一番認められない。
劣等感にきづくとき。
それは往々にして、人生で予期せぬ辛いことを終わらせた、その瞬間であることが多い。
正確にいうと、きづいた瞬間に絶望は希望に変わるのである。
人は予期せぬ辛いことをできるだけ避けて生きている。
希望通り安定をずっと生きていく人もいれば、こんなはずじゃなかったのに!と絶望を見るような人もいるかもしれない。
この世は不公平だ。
誰かを恨むし世界を憎むし普段信じない神様を罵倒するかもしれない。
でもね、
最大の試練は、あなたの呪いを解くためにやってくるの。
ずっと親のせいにしていたことに、あなたはその時きづく。
ずっとパートナーや子どもに依存していたことにきづく。
ずっと自分の声を無視していたことにきづく。
なぜだろうか、深堀りしてみて。
ああ、私は私をずっと否定して生きていたんだ。
私は私をずっと認められずに生きていたんだ。
私はこの不完全な私のまま、愛されたいと叫んでいたんだ。
親でもなく、パートナーでもなく、自分をとりまく環境でもなく、
自分自身に。
あなたはあなたがこの世に存在していることを、無条件で受け入れているでしようか。
その時、(ハッ)と目の覚める感覚や、
今までの自分を赦すような氣づきに涙することがあるでしょう。
その瞬間に、その劣等感はあなたの手を離れていく。
人は無数にこの学びを繰り返す出来事に出会うけれど、その時素直に氣づきを得られないと、ずっと苦しんで生きていくことになる。
死ぬまで手放さない人もたくさんいる。
そして自分を赦す脱皮を繰り返せば繰り返すほど、
人生のステージはグレードアップしてゆく。
今までの友達とは噛み合わなくなり、
環境を変える勇氣がわき、
新しいことにチャレンジできたりする。
どちらがいい悪いという話ではなく、
自分の生き方に、どんな意義を見出してゆくのか。
それが大切なんだと思うの。
不思議なことに、自分が愛されていることに氣づくと、他人のことも愛せるの。
他人は他人、自分は自分という線引きができ、
自分の思い通りに子どもやパートナーが動かなくても認められる。
そして、足りない足りないと思っていたお金はある!と思えるようになる。
もしくは節約、という概念から増やすという概念にかわる。
文字通り、世界は色を変える。
世界は変えられない。
でも、自分が世界の見方を変えることはできるということ。
経験者だけが、賢者になれる。
畏れるな、自分が握りしめているものを直視することを。
100%勇氣が欲しい方はぜひお友達追加してね❤️
【著者 kayo *自己紹介】
1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている10歳のムスコが相方のシングルマザー。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、
行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「みんな違ってみんないい」をキャッチコピーとしたベトナムカフェを開業すべく、マイノリティや、多様性を認めあえる空間をSNSを通して発信している。
Instagram:saigon_no_wa
Facebook: @Saigonnnowa
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