鬼に金棒ならぬ、私にヘルプ!
シンチャオ!
みんな違ってみんないい!サイゴンの輪オーナーのkayoです!
なんか吹き抜ける風が気持ちいー季節にやっとなってきましたね。(@兵庫県西宮市)
朝イチの空氣のにおいがとても爽やかで素敵。
今日のお題。
あなたは助けてって言えますか?
私は言えませんでした。
言えない人間である、ということに気づいたのも、24でムスコを生んで、その後離婚して、
一人で赤ちゃんのムスコを育てながら働く、
ということをずーっとしていて自己完結するのがもはや常態化していた30くらい。
でもキャパはそんなに広くないので、
晩ごはんが作れずに横になっていると、知らない間に2歳のムスコが放置していたパンをしゃぶっていて、それがカビだらけだった、とか、
客先から遅くなり保育園への迎えが間に合わない時に、しぶしぶ親を頼ったりして自己嫌悪とか、
自分の首を締めるとはまさにこのこと。
とにかく「助けて」が言えなかった。
今思うと、「世界中敵!」と、見えない何かといつも闘っていた。
だから人生のドツボにはまったときも自分一人でなんとかしようとしていたし、手を差し伸べられること自体がミジメで仕方なかった。
その手をつかむことは、私の意地が許さない、
とでもいいたげに。
あまりに意地をはる私に、神様はこれでもかと試練を与えたんだなぁ、これが。
そして差し伸べられている手をつかむためには、
まず、今まで一人でがんばってきたねって、助けてが言えなかった小さな私にきづくことが必要だった。
気づいてあげると、小さな私は泣いていた。やっときづいてくれたんだねって。
そして私は友達もいない、行ったこともない、知見もないベトナムへ渡ったとき、
心に決めた。
「助けて」って言おう。
その練習をするために異国の地へムスコを連れて移り住んだようなもの。
その時、私がベトナムへ導かれた理由がやっとわかった気がしたの。
人に甘えるということを学ぶのに、初心者の私にはベストな環境だったのだ。
彼らはいつも寛大だった。
子どもを心から愛し、
他人の目はまったく気にしないのに、
誰か困っていたら当たり前に声をかける。
バイクが故障してそのへんにいるおっさんに直してもらったこともあるし、
アパートの管理人のおっちゃんにムスコを預けて買い物に行ったことも何度もある。
カフェのオーナーやホテルのオーナーとも友達になり、ビジネスパートナーもできた。
内気な(これ本当!)私がたくさんの人に支えられて生きていけたのは、すべて未熟でアホな私で体当たりした結果だと思う。
そして、未熟でアホな私は、ものすごく軽やかに生きていけた。
嫌われるときはハッキリと嫌われるようになったけど(!)逆に下手な付き合いをしなくてよくなったので、ますます軽やかになった。
周りには、私を助けてくれる人しかいなくなった。
感動した。
世界は優しかった。
これはベトナムマジックだ!っと思ったけど、
これは私が私の呪いを解いただけの話で、
住んでる国は関係なかったわ。
だって日本にいながらにして、今私の周りには私を応援してくれる人しかいない。
相変わらずハッキリわかりやすく嫌われるけど爆
未熟でアホな私というカードを出して、
それを受け取るのか拒否するのかは相手が決めることだから、
受け取ってくれた人と心地よく同じ時間を過ごせばいいだけの話。
自立することは、甘えること
by心理カウンセラー 山﨑雅保
助けてが言えると、人と自分との掛け算の中で人生はどんどん膨らんでいくはず!
あなたのキャパを超えたければ、お友達追加して助けてって言ってみてね↓
【著者 kayo *自己紹介】
1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている10歳のムスコが相方のシングルマザー。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、
行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「みんな違ってみんないい」をキャッチコピーとしたベトナムカフェを開業すべく、マイノリティや、多様性を認めあえる空間をSNSを通して発信している。
Instagram:saigon_no_wa
Facebook: @Saigonnnowa
LINE Official: https://lin.ee/eFHKd6Y