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ここではない何処かはどこにもなかった話

Xin chao!

みんなちがってみんないい!サイゴンの輪オーナーのkayoです♫

なんとサイゴンの輪に営業電話がかかってきましたよ!ちゃんと広報できてるんだね、ワタシ!


底抜けに明るく見える(と言われたことは別にないw)私ですが、実はずっと、

《明るい根暗》というキャッチコピーで生きていました。爆

注:今のキャッチコピーは《生き方が海賊》

ちなみに座右の銘は《素直さは最大の武器》

↑誰も聞いてないw

小さな頃から、漠然と、自分の生息地はここじゃない、と感じていました。

うまく言えないけど、

誰も私を理解してくれない、と思っていたのと同時に、すでに理解してもらいたいという欲求さえなくて、もう理解してもらえないのが当たり前、みたいになってた。

私の友達は夜の庭から眺める星空だったり、草原に寝転がったときに見える突き抜けるような青空で、

それらを眺めているときはとても安心すると同時に「ああ、この空と繋がっている、ここではないどこかに行きたい」といつもみたこともない国に想いを馳せていた。

中学に上がると、海外に留学したい想いは確固たるものになり、私は大学在学中に念願の語学留学を果たした。

結論から言うと、「ここではないどこか」は留学先のウィーンでもなければ、留学中に方々旅行したヨーロッパ各都市でもなかった。

その10年後、やっぱり私は期待した「何か」を求めてベトナムへ渡った。

ホーチミンのいつでもどんより排ガスで曇っている空を見上げて、埃まみれの風を体中で浴びて、最悪の空氣の中なのに、

なぜか私は「ここではないどこか」へ想いを馳せることはなくなっていた。

すべてをリセットしてもう一度私の人生を生きる、

と決めて渡ったそこは、私が求めていた「場所」だったと思った。

私が私を認めて、自分の氣持ちを最優先に生きていて、刺激的な出会いをたくさんして、幸せを肌で感じた。


そして今、ここではない、と生まれてからずっと思っていた、日本の、兵庫県西宮市で生きている。


昨日も突き抜けるような青空と淡い秋雲をビルの隙間から見あげて、

「私はいつもここではないどこかを探していたなぁ」と思った。

そう!その「心の友」を見上げた私はもう過去形だったのよ。

そしてわかった氣がした。

「ここではないどこか」居場所を探していた私は、居場所じゃなくて、

「自分」を探していたんだと。

ありのままの自分を認められないから、どこかへ行けば私はありのままの自分になって、呼吸しやすくなると思っていたんだなぁ。

あの(排ガスまみれの)ベトナムの空氣が、私を私らしく呼吸させてくれていたのだと思っていたけど、

そうじゃなかった。

私は今34年の時を経て、「今ここにいる自分」を認めて生きている。

だから、もうここではないどこかに想いを馳せることはない。

未来のなりたい自分にワクワクするだけだ。


あなたはあなたの存在をまるごと認めていますか?

これを読んだあなたが、少しでも息苦しさの正体に氣づけるきっかけになればと思います。

あなたの居場所は、いつもここにある。

サイゴンの輪は、みんなにとってそんな場所でありたいと願っています。ぜひお友達追加してね!

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【著者 kayo *自己紹介】

1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている10歳のムスコが相方のシングルマザー。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、
行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「みんな違ってみんないい」をキャッチコピーとしたベトナムカフェを開業すべく、マイノリティや、多様性を認めあえる空間をSNSを通して発信している。

 
Instagram:saigon_no_wa
Facebook: @Saigonnnowa
LINE Official: https://lin.ee/eFHKd6Y




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