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母親になって後悔してる、といえたなら

ちがっても輪になる世界はここにある!

みんなツイてる??

私もめっちゃツイてるー!

母親になって後悔してる、といえたなら/高橋歩唯・依田真由美著/新潮社

NHKのクローズアップ現代で2022年に放送されたドキュメンタリーを書籍化したこのショッキングなタイトルの本著。

第1章に登場する女性、美保さんには、ベトナム時代に出会いました。

当時私のムスコは日本人学校の1年生。

発達障がいを診断されているムスコは、入学前に学校側に支援の体制がまったっくないことから入学を拒否されていました。

「入学はしてもいいけど何もしないからね」が学校側の態度で、

入学式の日にはクラスの保護者の前で、ムスコの特性を自ら公表することを強いられたことは、帰国して8年が経とうとする今でも忘れられない。

それほど、海外での日本人学校の発達障がいに対する支援は皆無でした。

そしてそんな最中、
ADHDとASDとLDを診断されているご長男がいらっしゃる美保さんと繋がれたことは、私のベトナム生活の一筋の希望でした。

タブレットで入試を受けさせたり、合理的配慮をケースバイケースで本人の希望に寄り添って提案してくれるインターナショナルスクールへ通われていたご長男は、幼かった頃周りが理解してくれなかった特性を言語化できるような年齢になってから、

当時のイメージを動画でアニメーション化して人に伝えたりしていました。

『東大異才発掘プロジェクト』の研究員にも抜擢されたこともあり、今やオランダの大学で一人暮らし。

天才と呼ばれるのにふさわしい彼だけにとどまらず、長女さんも次男さんも、海外生活でみつけた自身の居場所、生き方を突き抜けているように見えます。

まさに、3人の天才を育てる「お母さん」と私は感じていました。


長男さんご自身で制作されたアニメーション動画の中で、彼の生きづらさを垣間見て、
さらに美保さんから当時の様子を伺う機会があったので、美保さんが特性のあるご長男を育てることにとても葛藤されていたことは知っているつもりでいました。

でも、インタビューの中で「それがあったから今がある」と美談のように終わらせていないことが、私の胸を締め付けたのです。

「お母さんってなんて都合のいい言葉なんだろう」

美保さんの言葉はなんというか、言い得て妙でした。

『お母さんなんだから」

「お母さんでしょ」

どこに相談しても、「お母さん」という肩書にすべての責任を押し付けられてしまう。

そして、真面目で一生懸命な女性ほど、この「お母さん」という呪いに締め付けられてゆく。

そしてその「お母さん」という肩書は、捨てることは許されないのです。

「やめたい」と言ってしまうことすら罪人のように非難されるのです。

それでも子供たちは毎日同じ屋根の下にいて、

ご飯を食べ、風呂に入り、朝には学校へ行く。

「お母さん」という肩書と自身の内包している想いにギャップがあればあるほど、

私たちはその苦しみをさらしてはいけないと思い込んでゆく。

そして極限まで来た美保さんに伝えた長男さんの言葉。

その出来事は知っていた私ですら涙なしには読めませんでした。


そして、一番印象的だったのが、この息子さんの言葉に

「この子は私のものじゃない、息子と私は別の人間だ」

と改めて氣づいた美保さんが、

周りから長男さんをコントロールするように強要されていたことが間違っていたことだと感じた場面。

彼が美保さんの「お母さん」という呪いを解いた瞬間だったのではないかなと感じました。

「子どもと親は別の人間である」

この事実に、多くの人は氣づいていないように感じます。

というか、社会がそうくくることによって問題をすべて「お母さん」のせいにしてしまっているのかもしれません。

だから子供を自分の思いどおりにコントロールしたくなる。

それができない自分は「ダメな母親なんだ」と自己卑下する。

呪いは深まってゆく。


そして美保さんはこの「お母さん」を辞めることを決断するのです。

そして一生のファンでい続けることを子どもたちに宣言するのです。

これは、美保さんが圧倒的に子供たちと向き合ってきたから語弊なく子供たちに伝わったのだろうなと感じます。

それくらい、いつでも美保さんは子供たちの進路に、熱中しているものに、

子供たちの生きざまそのものに、

全力投球で支援していました。

この人のこの熱量はどこからくるのだろう。

帰国してからも発達支援に携わる美保さんと関わりながら、彼女の不思議な生命力に魅力を感じていましたが、

彼女のライフストーリーインタビューを読んで、合点がいきました。

この20年を後悔しているという美保さんは、

それでも私にはとても美しく生きている女性に見えます。

きっと、彼女の中に「一生担降りしないファン」という絶対にブレない一本の軸があるからなんだろうと思います。

彼女が先を歩いてくれたから、数年後を歩く私やムスコは少しだけ踏み慣らされたあぜ道を戸惑いながらも歩けたのだと、

美保さんのインタビューを受ける勇気に、改めて胸を打たれました。

お母さんたちはもっと気軽に後悔していいー

今「お母さん」という呪いにかかって苦しんでいる女性に1人でも多く、

美保さんの等身大の言葉が届くことを祈っています。



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【著者*kayo】

1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されているムスコと、14年ぶりに出産した姫を育てる元シングルマザーで元オス化女子代表。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「ちがっても輪になる世界」を創るべくベトナムカフェをオープン。
多様性を認めあえる空間、本来の女性の受け取るチカラを大切にしてすべてを手に入れる方法をSNSを通して発信している。
Instagram:saigon_no_wa
re.womenbright
Facebook: @Kayohanda
LINE Official: https://lin.ee/Nn2Xjt4
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