2021/11/8(月)
ここ1週間くらいのこと。ひとりでまる2日、同居人にまる2日手伝ってもらっても引っ越しの荷物がまったくまとめ終われない。服と本をいくら売ってもまだまだ売るほどある。最後によく行くお店に行ったら、かえりに餞別にあったかいチャイをもらった。翌早朝から引っ越しで早く寝ねばならぬのに、なぜかまったく寝られない。翌日、案の定ぼんやりしたまま引っ越し~東京への移動をこなす。荷物の搬出が終わったあとマンションの前のベンチに座って、一度荷物を置きに帰った同居人を待っていたときの日差しが強かった。ねむいときって日差しがとても強い。同居人ではなくなった彼氏もいっしょに東京に行く。なんとか不動産屋から鍵を受け取ってホテルへ。彼氏の顔なじみの店に行きたいとなって水道橋でスパイス料理を食べる。春菊ペーストのニョッキおいしかった。翌日からっぽの新居へ向かう。結局内見していないところにきめたのでほんとうにはじめてで、家に対する不安がすごくて情緒不安定になり、彼氏にあたりながら薬局でバルサンを探す。行ってみると、不安に思っていたところが的中して、さらに不安定になり泣く。一度もうその点は今後の対処でどうにかすることにして立ちなおるものの、引っ越し屋が予定よりめちゃくちゃ早く来たり、やっぱり荷物がまったく入りきらなかったり、その後管理会社によるさらなるミス(給湯器が壊れててお湯が出ない)が発覚したりして、やっとお昼に出たときタイミング悪くもろもろの連絡がきて対応しているうちに日高屋で注文した辛いラーメンが冷めてのびてべろべろになったところでもう一度泣いた。家に帰り、荷ほどきをしながら心を落ちつける。彼氏がめちゃくちゃかたづけてくれたと思う。(いろいろショックすぎてそのあたりの記憶がない。)少し元気になってから、夕方、余った物置におくための追加の洋服かけを新宿に買いに出て、戻って組みたてる。追加クローゼットの生成を達成したことによりまた少し元気になる。お湯が出ないので近所の銭湯へ向かう。途中でみかけて入ったアジア料理屋が本格的な味かつ元気なギャルの店員さんだったので、お湯が出ないのも前向きに考えることができる。翌日はまた少し荷ほどきを進めた。まだまだまだ段ボールだらけ。家のそばにある蕎麦屋に入ったらめちゃおいしくて少し希望がうまれる。またいろいろ新居のための買い物をしてから、夕方品川駅で彼氏が帰るのを見送る。10か月前くらいまで何年間も一人暮らしだったはずなのに、楽しい一人暮らしのやり方がまったく思い出せない。つかれはて、新しい家も暮らしも片付けも全部嫌で、段ボールに埋もれてねむる。
そして今日、新職場に初出勤。久しぶりに人とたくさん話して新しい情報をたくさん入れたからか、家につくころにはめちゃくちゃ頭が痛くなっていた。薬をのんで、買ってきた浄水器をつけて、段ボールのなかみをひとつぶん取り出して(一日一箱は解体することにした。さすればいつか終わる)、きのう品川駅の沖縄フェアで買ったソーキそばをつくって食べる。