西郷さんの真実を伝えるために
あっという間に5月も半ば。
今年も残り 230日です!
「ちょっ、しもたー!」
(こりゃあ、まずい!)
あっという間に1年が過ぎてしまいますね。
この敬天愛人フォーラムの勉強会も
あっという間に、今度で24回目を迎えることになりました。
パチパチパチパチ
銀座から始まり、最初はどの方向へ向かうのか、
様子を見ながらの発進でしたが、
皆様から沢山のご指導を頂きながら、そして毎回ご参加頂く方々のおかげで、何とかここまで続けられています。
先輩方、同志の皆様方、本当にありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
ファシリテーターとして、
内さんから西郷さんを聴かせて頂く度に
今まで知らなかった西郷さんの凄さ、
知れば知るほどその魅力にハマっていきました。
そして知った、裏歴史、この世の真実・・・。
中国では、滅ぼされた王朝の歴史を、
滅ぼした王朝の史家が書いた史書は、
絶体に信用するなと言われているそうです。
明治8年、大久保政権御用史編纂局発足。
26年まで大久保系の歴史担当者が、国家事業としての国史編纂を独占。
28年にはあまりに弊害が多いと批判の声があがり、
それは中止されました。
その後、大久保派明治維新史は、
大久保利通の孫である大久保利謙博士によって拡大発展させられました。そして、侯爵・貴族院議員などの特権的地位や背景にも恵まれ、昭和3年頃には明治史の権威になり、大きな影響力をもつようになりました。
このような状況に対し、勿論反発する人たちがいたわけで、
本当のことを伝えていくべきだと、詳細を残した人たちがいたのです。
西郷さんの真実を伝えるために様々な著書が残されています。
福沢諭吉「丁丑公論」、加治木常樹「薩南血涙史」、徳富蘇峰「近世日本国民史」、頭山満・黒龍会(玄洋社)「西南記伝」、海音寺潮五郎「西郷と大久保と久光」等・・・
さらに、それを読んで心を動かされた人たちが本を書き残し、
その為か、西郷さん関連の書籍は、聖書に次ぐ発行部数になっているようです。(もちろん反西郷の本も沢山あります)
現代では、これを引き継ぎ、西郷さんを伝えているのが、内さんをはじめ、鹿児島K10カフェの若松さん達、そして私もそこに紛れ込んでしまっている、という・・・。
それを考えると、
今の世の中、確かに生活は便利になり、見た目は変わったように見えますが、政治とカネ、根本的な部分は、実は何も変わっていないのでは? と思うのです
南洲翁遺訓の中でも
「このまま行くと国が亡びる」
と西郷さんは危惧しており、
まさに今・・・、
「後世必ず正を知る」
西郷さんが明治6年、下野した時に詠んだ漢詩の一部ですが、
多くの人達が
西郷さんの真実を知ることで
偽りの世の中から目を覚まし、
世の中がひっくり返り、世界平和が訪れる。
そんなことを期待し、勉強会を続けています。
さて、
今回のテーマは
薩摩・西郷隆盛を研究して20年、武藤敏徳氏による
「西南戦争で散った薩軍の熱き惜しい漢達3人」と「征韓論」
そして、
近江商人・村北洲敬氏による
「すべての国民に日本人の心を取り戻して喧嘩をしない方法で尊王攘夷をやってしまおう!」
です。
今回は若い力で乗り切ります!
お楽しみに!
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