本当に自分に合う生き方とは
こんばんは。
昨日は、近隣の地方自治体が実施する会計任用制度の試験を受けてきました。「試験」というより「検査」という名目で、解答率よりもその人の「適性」を見るものだそうです。正直、結果がどうなるかは分かりません。
一次試験に合格すると、再来週には面接メインの二次試験がありますが、あまり期待はしていません💦。
結局、完全フリーランスという夢は今のところ実現が難しく、一旦は就職する道を選ぶことにしました。就職して本業の軸にして、いくつかの副業をやっていこうというパターンで考えています。
もし今回の会計任用制度の応募が不採用だった場合は、またいくつか他の求人にも応募してみるつもりです。実は、今回の募集以上に「ここで働いてみたい」と思う場所を見つけたので、本来ならそちらに行きたい気持ちが強いのですが、果たしてどうなることやら。
どこかに絞るわけではなく、他にも採用先を探しつつ、ハローワークで情報を集めて応募を進めていこうと思っています。
そんな中、今日こんな本を読んでみました。
これは本当に共感します!今の私も、作者のすずひらさんと同じ状況です。この本を読んで、すずひらさんが思っていたことや考えていたことが、私の気持ちと驚くほど近いと感じました。
「自分の気持ちに素直に従って生きてもいいじゃないか」。すずひらさんはそう考え、この道を選ばれました。そして実は、今年の6月に退職した私も同じです。この本を読んで改めて気づかされましたが、なんだかんだ言っても私が早期退職を決めた理由は、まさにこれでした。
組織の歯車として働き続けることや、毎日通勤することが馬鹿馬鹿しいと感じたのです。フリーランスに憧れたとか、いろいろな稼ぎ方を試したいとか、自由な働き方をしたいとか、そういう理由もありましたが、結局のところ、それ以上に大きかったのは「働きたくない」という自分の気持ちに素直になったことでした。
すずひらさんは、学生時代から「学校へ行きたくない」と感じ、社会人になってからも「働きに行くのが嫌だ」と思っていたそうです。このような表現を見ると、すずひらさんに対して自堕落な人物像を想像してしまう方もいるかもしれません。(失礼なことを言ってしまい、すみません。)ですが、実際は全くそうではありません。むしろ逆と言えるほどです。
学生時代も、社会人時代も、すずひらさんは勉強するときはしっかり勉強し、働くときは一生懸命に働いてこられた方です。ただ、そのような平凡な日常を送りながらも、常に「違和感」を抱えていたのだろうと思います。
こうした姿を見ると、一見普通に見える人ほど、内面に鬱屈した思いを抱え、日々の仕事や生活の中で「違和感」を感じやすいのかもしれません。というより、そう思っている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。そして実際、私自身も長い間その「違和感」を抱えてきた一人です。
しかし、圧倒的多数の人は、その「違和感」を封じ込めたり無視したりしながら、日々の仕事をこなし、日々の生活を送っています。それが「普通」であり、それ自体を否定することはできません。けれども、すずひらさんや私は、その「違和感」を無視することができず、自分の心の声に素直になる道を選びました。
私自身も、動画編集やフリーランスといった働き方を目指し、「稼ぐ手段を確立したい」などと口にしてきました。しかし、それが本当に自分の素直な気持ちかと言えば、そうではありません。稼ぐ必要性があることはもちろん理解していますが、それは自分の本音とは少し違うのです。
むしろ、「稼ぐ」という資本主義的な価値観から一歩離れてみたい――と言うと少し大げさかもしれませんが、少なくとも、そこに極端に首を突っ込みたくないというのが私の本音です。
引き続き、再就職活動や動画編集、旅行会社の依頼業務などを続けていきますが、たとえうまくいかなくても、自分自身を否定せずに受け止めたいと思っています。失敗なら失敗で受け入れて、次につなげればいい。それも、厳しく自分を責めるのではなく、ゆる~く受け入れる気持ちでやっていこうと改めて思いました。
それから、この半年間を振り返ると、本当の意味で「無職」の状態を満喫していないな、と気づきました。今はもうしばらく頑張るつもりですが、来年になったら一時的にペースを緩めて、のんびり過ごしてみたいと思っています。
こんなことを繰り返していたらダメじゃん、と思われるかもしれませんが、ダメで結構コケコッコー!これが俺だ、エーショー西郷だ、文句アッかって!(笑)
長い文章失礼しました💦
ではまた。