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運をあげよう
おはようございます。連日風邪で寝込んでいましたが、ようやく今日になって回復の兆しが見えてきました。咳は収まり、のどの痛みもなくなりましたが、まだ鼻水と痰が出ています。また、身体の悪寒と火照りが交互にやってきて、頭がぼーっとしている状態です。(まあ、ボーっとはいつものことですが💦)
机に向かうのがつらかったので、寝転がりながら音楽を聴いたり、本を読んで過ごしていました。
「運を上げる習慣」という本がプレジデントから出版されています。これを購入して読んでみたのですが、確かに一理あるとは思いつつも、結局のところ「あれをやれ、これをやれ」といった押しつけがましい印象が強く、少し抵抗感を覚えました。
この記事の一番最初には、脳学者の中野信子さんが「運がいい人悪い人の法則」というタイトルで記事を書いています。
この雑誌の中で唯一参考になる記述だったので、いくつか取り上げてみます。
運がいい人の法則、悪い人の法則
自分が変われば運はつかめる
正直、運なんて予測できるものではないと思います。それでも中野さんは、運は誰にでも平等に巡り合うチャンスがあるのに、それを見逃してしまうのは自分の責任だと言います。その運に気づく能力を磨くには、「気づく力」と「見つめる目」が必要だそうです。
要するに、どんな可能性にも扉を開けておけ、ということなのでしょうか?
ですが、全方位的に扉を開けるなんて無理です。もちろん、なるべく広げておくに越したことはないけど、そんな簡単に行くもんじゃないでしょ。
食わず嫌いをしない
会いたくない人に会うことも、時には大事だそうです。確かに、そういう人と接することで、自分の足りない部分や欠点を受け入れる機会になるのは理解できます。
普段は気の置けない仲の良い人たちと付き合うことで、精神の安定を保つことが大切ですが、時には自分に刺激を与えることも必要でしょう。そのような刺激が脳を活性化させ、良い結果を生む確率を高めると言われています。
ゲームの降り時を知っている
中野さんの意見の中で、これが一番しっくりきました。ゲームや試み(仕事でもいい)で、あまりにもうまくいかない状態が続くなら、乗り換えることをお勧めします、とのことです。そう、これは確かにそのとおりですね。
その際に大事なのは、「自分がやりたいこと」よりも「自分がどの分野で必要とされているか」を優先することだそうです。
私は基本的に諦めが早い「三日坊主」タイプなので、このアドバイスは割と自然に実践できてしまっています、はい(笑)。
他人と自分を比較しない
他人と比較する人は、人間関係で失敗しやすいと言われます。また、成功した人を羨むことで、間違った運をつかんでしまうこともあるそうです。結局、自分の物差しで考え、行動するしかないのだと思います。
私自身、退職後は人と比較することがほとんどなくなりました。在職中は、やはり人間関係で苦労し、どうしても他人と比べてしまうことが多かったですね。そういった束縛から解放された今の自分は、ある意味で運をつかんでいるのかもしれません。
人の意見をうのみにしない
この半年、私は稼ぐ話(いわゆる副業斡旋系)にかなり飛びつき、鵜呑みにしてしまいました(笑)。動画編集もその一例です。全く未知の世界で経験もないのに、「動画編集なら10万円くらいまでは稼げるようになる」と言われ、あっさりその話に乗ってスクールにまで入ったのです。
さらに、「副業講座」と称して「不労所得を稼ぐ方法がある」と誘われ、結果的にはマルチ商法だった、ということもありました。これは完全に、稼ぐことに焦りすぎた結果です。
そもそも、就職もしていない無職状態で、副業だけで半年程度でまとまった収入を得るなんて、現実的ではありません。そういった冷静な判断が欠けていたのが、この半年の私の姿だったと思います。
ただ、動画編集に出会えたことは、私の可能性を少し広げてくれました。それまで全く興味がなかったクリエイティブな作業に、わずかながらも扉を開くことができ、さまざまなものを作れるようになりました。また、1件だけですが案件を獲得し、現在も継続中です。
これも、ある意味「運」なのでしょうか。そうだとすれば、この新たに得た「運」をしっかりと生かしていきたいと思います。派手ではなくても、地道に継続していけばいいかなと感じています。
ただ、人の話を鵜呑みにするのは危険ですね。鵜呑みにしてしまう状態とは、つまり自分の思考や精神に余裕がないことを意味します。そのためにも、常に自分自身の物差しで考えることが大切です。
稼ぐことに関して言えば、正直なところ、私には自分の物差しがありませんでした。35年間同じ職場に勤めていた私は、他の仕事についてほとんど知らず、「稼ぐこと」に関しては無知だったと言えます。
その結果、「とにかく稼ぐ手段を構築しなければ」という思いばかりが先行していました。しかし、私の経済状況を冷静に見れば、実際には今すぐに稼ぐ必要はなかったのです。それにもかかわらず、「無収入」の状態が怖くて、さまざまな話に飛びついてしまいがちでした。
そもそも、本当に働きたい仕事はあるのか?最低限の収入が得られれば、その後はもっと余裕のあるライフスタイルを目指した方が良いのではないか?稼ぐこと以外に、やりたいことや学びたいことに専念すべきではないか。稼ぎを度外視して、まずは身体と精神の健康を大切にすべきではないか?もっと行きたい場所や、旅行したいところがあるのではないか?
こういった点に気づき、それを実践していくことが、「運を呼ぶ」ことにつながるかもしれませんよね。
自分を大切にして、自分の物差しで生きる、この軸を見失わずに行こうと思います。2025年の私はここにこだわります。
さあ、読んだnote記事を紹介します!
やはりフリーランスだと、会社に拘束されている時間が激減(ほぼなくなる)ことが大きなメリットですよね。そして、通勤時間に費やすことがなくなる点も大きいです。もちろん、仕事自体は減るどころかむしろ増えることもありますが、私はここにこだわって退職し、フリーランス的に働きたいと思ったのです。
上手くいけば、来年4月から新しい職場に採用され、再び会社に拘束される日々が始まりますが、通勤時間も少なく、週4勤務程度のはずなので、前職時代よりも余裕があります。その余裕を副業ややりたいことに費やしたいと考えています。
とはいえ、フリーランスは自分がしっかりしていないと結構大変だと、この記事を読んで改めて実感しました。
そうそう、これ大事ですね!私も退職後、収入が激減し、返済や諸々の支払いで家計は赤字です。しかし、オンライン事務や単発バイトなどの「副業」で得たお金はすべて貯蓄に回し(別口座にしています)、手を付けません。そう、これはささやかながらこれからの私の資産だと思い、ためていきます。参考になりました!
こちらの方の手帳の付け方を参考にして真似ています!この1年の振り返り、来年やめたいこと、やりたいことを書き、目標として定める。それを月ごとに落とし込み、さらに週ごとに落とし込んで計画を立てる。「計画」を立てることが私は下手だったので、来年はもっと計画を立て、それに忠実にやっていければと思います。
3つの記事を書かれた方々、読ませていただきありがとうございました。ではまた。そして、よいお年をお迎えください✨
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