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立夏~夏至の植え付けが雑草抑止力になる
見沼菜園クラブたんぽぽ農園には、前からヤマイモが生えている場所があります。
昨年、かなり草に覆われてしまったので、もうダメだろうと思っていました。
ところが、今年6/10、ヤマイモのツルが伸びているのが確認できました。
その後、ヤマイモと思われる双葉が相当発芽しているのがわかりました。どうやら、生き残っているらしい、ばらまかれたムカゴから多数発芽しているようだ・・・
と言うことが分かりました。
その場所には、ヤマイモの発芽を確認する前の5/25頃、インゲンとシカクマメの畝を立てて、種まきしていました。
その後、一度草とりをしたのですが、また草が生えてきてヤマイモのツルとより分けながら草とりするのが大変な手間でした。
もうこういう事はしたくないなぁと思ったのですが、
ではどうするか?
考えているうちに、立夏~夏至の間ぐらいに野菜を植えたり、リビングマルチ(マルチ=ポリシートの代わりに、何らかの植物を生やして地面を覆い雑草の繁茂を防ぐこと)を生やしたりしている場所は、あまり雑草が生えていない事に気づきました。
見沼菜園クラブで里イモが発芽しだしたのは、立夏(5/5頃)の後、5/10前後からです。同時にイヌビユやメヒシバなどの夏雑草も発芽するようになってきました。
この頃に雑草を取って、野菜を植えたり、リビングマルチを生やしたりした場所で、野菜やリビングマルチの生長が早いところは、比較的、他の雑草が生えにくく、草とりが楽になっています。
雑草生態学の本には、雑草が野菜の生育を邪魔することを「雑草害」、野菜が先に育って雑草の繁茂を防ぐことを「抑止」と書かれています。
要するに雑草と野菜、どちらが先に育って、その場所を占有するかと言うことです。
「雑草」の定義は大きく二系統あり、一つは「人による環境の擾乱に適応した植物」、もう一つは「人の活動に損害を与える植物」と言うものです。
擾乱は「かき乱す」と言うこと。つまり、耕したり、草とりをしたりと言うのは、植物から見たら環境をかき乱されていることになります。そうやって、かき乱されても、次々生えてこれるような植物が雑草だと言う事です。
これは、植物(雑草)の側から見ての定義です。
他方、もう一つの定義・・・「人の活動に損害を与える」と言うのは、人の側からみてのものです。
雑草が野菜の生育を妨げるのを「害」、野菜が先に育って雑草が生える余地をなくすのが「抑止」と言うのは、やはり、「野菜を育てる」と言う人の活動から見ての言葉の使い方です。
さて、二系統の雑草の定義、雑草と野菜、先に育った方が、その場所を占有して他方の生育をさせない
と言うことをよくよく考えてみると、
雑草は、人が耕したり、草とりをしたりした場所に次々生えてくるものではあるが、生育の速度、期間と言うものがあり、先に他の植物(野菜、リビングマルチ)が育っていれば(他の植物が育つ方が早ければ)、生えてきにくくなると言う事です。
立夏の後、徐々に生えてくる夏雑草の生育速度は、当初は、あまり早くありません。小満(5/20頃)過ぎから徐々に早くなってきます。
夏至を過ぎると「加速度」がついたようになり、半夏生(7/2-7/6頃)には数日みないうちに、こんなに育ったのかと思うほど茂るような「爆発的速さ」になります。
立夏、芒種、小満、夏至、(半夏生)、小暑・・・と立夏から小暑(7/7頃)まで、2ヶ月、5つの節季を経ます。
節季を経るごとに雑草の茂る速度は早くなるわけです。ただ、耕した直後に芽が出るわけではありません。
雑草の種子は、休眠期間がバラバラ・・・種子は休眠が醒めて発芽を始めるのですが、すぐに休眠期間が終わる種子と休眠期間が長い種子があって、耕されても次々発芽できるようにしているのだそうです。
とにかく、雑草の種子は休眠が醒めないと発芽しません。
ですから、耕した直後に休眠から醒めた種があったとして、発芽プロセスが始まって、地上に芽が出るまでには一定の時間がかかります。
そして、発芽直後は、生長が遅く、生長が早まるのは、ある程度の大きさになって「生長期」に入ってからです。
耕してから2週間ぐらいは、雑草の生長速度は遅いのです。
(ついでに言うと、「草を取ったのに、次に行ったらまた生えていた」と言うのは「草の取り方が悪い」場合が多いです。
自分では草を取ったつもりでいても、例えば、ある草を根ごと鎌で刈った時、隣の草の葉を鎌で刈り、根ごと取った草の根元の土が葉だけ刈った草の上にかかっていたと言うような場合があります。
この場合、葉だけ刈られた草の上に土が掛かっていて見えないので、自分では草を取ったような「気」になっていますが、そうではないわけです。
残された草が既に生長期に入っている場合、1週間後には、葉が再生してかなりの大きさになっています。
それから、夏場はいろいろ忙しいため、ある場所の管理について、ついつい1-2週間、間を開けてしまう事があります。
生長期に入ると雑草は「爆発的」に育つので、草とりした後、まだまだ大丈夫と思っていたのが、ある時、え!、こんなに茂っていたのかになりがち・・・
冷静に考えてみると、その場所の草を完璧に採れば、草が生い茂るようになるのは3週間から1ヶ月先です。(生長期に入る前の2-3週間とその後1週間では、生育速度が全然違います。)
いったん、耕して雑草がない状態にした上で、生長の速い野菜やリビングマルチが植えられ、その野菜やリビングマルチが育つと雑草の生長期に入る前にその場所が占有されてしまうので、あまり雑草が生えず、草とりが楽な場所にすることができます。
インゲンやシカクマメは支柱に向かってツルを伸ばしているので周辺の地面は「がら空き」で、雑草が生えやすい状態になっています。
そこにヤマイモのツルが伸びていても、ヤマイモのツルの生長よりメヒシバやエノコログサのような夏雑草の方が生育速度が早く、先に地面を占有して生い茂ってしまいます。
今回、ヤマイモ・インゲン・シカクマメゾーンの草とりが大変だったのは、そのためでした。
来年以降ですが、こうした場所では、畝の間に、生長の速い植物を植えて、雑草が茂るのを防ぐと草とりが楽になると思われます。
具体的な方法については、また考えていきたいと思います。
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2週間予報は、昨日の段階では7/18以降、10日間雨が降る日があるとしていました。
今日の段階では、そうではなく、雨の降らない日も数日あるとなっています。
ただ、7月末までかなり雨が降る日があるようです。
8月は最高気温は平年並み、かやや高め程度で「意外と涼しい夏」になるかもしれません。
五枚目の数字づくり、本日のお題は、「2」、「1」、「11」、「4」を使って、「6」を造るです。
頭の中で考えていないで、実際にポーカーチップを積んだり、並べたりしてやってみましょう。