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多品種少量生産と畑の面積と畝の数他

農地の広さは1反(1000平米)を単位にして言われます。

農家の人は、1反の畑を「1枚」と言うこともあります。

1反(1段)は律令制に遡る単位のようですが、当時、本当に1反=1000平米だったか、僕には分かりません。

1反=1200平米ぐらいと現在より少し広かったと言う説があるようです。狭かったんじゃ?と言う話を聞いたこともあります。

そもそも、ちゃんと測量していたのかどうか?、藤原京はかなり精密な測量がなされていたのだそうです。

ですから、測量技術は当時からかなり高精度に出来る方法があったと思います。ただ、全国の田畑の面積をきちんと測量していたかは別の問題です。

田んぼや畑は、現在でも真四角なものばかりでなく、楕円形とも玉子型とも台形とも言えないような、「不定形」の畑はけっこうあります。

そして、菜園起業や半農生活で農地を使いたいと思った場合、商業的に「儲かる農業」が出来るような畑は、既に「誰か」が使っていて、「不定形」畑しか空いていないと言うことはよくあります。

不定形の畑に「まっすぐ」な畝(野菜を植えるスジ)を作っていくと、端のほうが半端な形で残る事になります。

全部を有効活用できないこともあるわけです。

上から見れば、(つまり航空写真上は)、真四角でも傾斜地だとかと言う場合もあります。野菜を育てるため、「段々畑」のようにして「平らな」部分を作るとすると、「段々」の部分には通常の野菜は植えられません。

では、平らで真四角な畑だったら、全部有効活用出来るかと言うとそうでもないのです。

畑の中に軽トラなりワゴン車なりが進入できる通路を作ったり、いつも休憩する場所を確保したりとしていると、意外と面積を使います。

また、周囲の農道や水路の際、隣の農地との境界線(=辺縁部)ギリギリまで、畝を作ることはできません。畑の際2メートルぐらいは「空けて」置くことが求められるでしょう。

こうして、畑の面積の7-8割、場合によっては6割とか半分ぐらいしか、普通に野菜を育てるために使えないことがあります。

実効面積(普通に野菜を育てるのに使える面積)が7割だとすると、

1000平米の畑で使えるのは、700平米と言うことになります。

実効面積700平米の畑に10メートルの畝を2メートル間隔で作ると、畝の本数は35本になります。

1本の畝で1種類づつ野菜を育てるとすると、同時に育てられる野菜の種類は35種類と言うことになります。

実際には、生育初期の野菜を育てている畝や末期の野菜の畝、収穫直後の畝が入り混じって存在しています。

また、一つの畝で二種類の野菜を育てたり、同じ野菜に二本の畝を使うこともあるので、同時に育てられる野菜の数は35種類より増えたり減ったりします。

ただ、半農生活や菜園起業で多品種少量生産(いろいろな野菜を少しづつ育てる)する場合、同時進行できる野菜は畑1枚でだいたい20-30種類程度だと言うことは頭の片隅に置いておいてもよいと思います。

ここ数日、なんどか「にわか雨」が降ることがあったようです。

2週間予報によると、この先もお盆期間中はほぼ毎日、雨が降るようです。お盆明け8/19頃から雨が降らない日が2-3日続いた後、処暑(8/23頃)少し前からまた雨が降る日が続くとの見通しです。

秋作の野菜の種まきには向いているかもしれません。

五枚目の数字づくり、本日のお題は、「5」、「2」、「12」、「4」を使って、「6」を造るです。

頭の中で考えていないで、実際にポーカーチップを積んだり、並べたりしてやってみましょう。

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