半農半運送業・ドライバーの事例は多い
半農半Uberはお得ななのかを考える上で
重要と思われるのが、
「半農半運送業・ドライバー」と言うパターンは
かなり事例が多いと言うことです。
【事例1】プラント配送ドライバーだったが、待機時間が多く、
その時間にガレージで野菜を育て始めたら、周りの人達に好評だったので、
だんだん、本格的に育てるようになり、気づいたら野菜専業農家になっていた。
(大手野菜宅配サービス、地元スーパー、直接宅配の消費者などに販売)
【事例2】元大型トラックドライバー。現在、半農・半郵便局配達。
将来は農業専門で食べていく事を目指している。
(地元スーパー、野菜宅配サービスなどに販売)
【事例3】現在、タクシードライバーとして勤務する一方、菜園起業大学で実習中。
居酒屋オーナーから店舗を「時間借り」して、週末のみの居酒屋も営業中。
実習で育てた野菜を「おつまみ」でお客さんに提供。月3万ビジネスを複数持つ事を考えたいとの事。
この他、「半農」と言うわけではないのですが、
運送業・ドライバー勤務をしながら、別の事をしている
半運・半Xの方も見受けられます。
【事例4】音楽バンドをやっており、大手宅配便にも勤務。本人曰く「(宅配便会社は)居心地がよい職場」
との事。
【事例5】赤帽ドライバー。障害者運動に「介助者」として関わり、肢体不自由な人の介助ローテーションに
入っている。
【事例6】学生時代より宅配便営業所でアルバイト。いったん、大企業に就職するも、なぜか「合わず」、
新人研修中にリタイヤ。現在、再度宅配便営業所でアルバイトをしながら、資格取得等をして、自分の人生方針を模索中。
このように、半農半運の方も含めて、半運半Xの人がそれなりに多く見受けられるのは、
実は、運送業・ドライバーの方は手すき時間が多かったり、仕事のシフトを比較的自由に決められたりと、
他の事をするのに都合がよい
側面があるのではないかと思われます。
(いろいろ聞いてみると、同じ曜日、例えば、月曜日なら月曜日が「シフト」の日だったとしても、
スーパー、コンビニ、飲食業などでは、シフトの日に休むと言うのがし辛いのに対し、
運送関係では、営業所なり、配送センターの所長などに、
「今度の月曜、ライブだから休ませて下さい。代わりに火曜日来ます」的な事を
言えば、融通が効く事が
多いようです。)