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「未来」を拓くためにはアリかもしれない

これまで、半農半uber、

つまり、週に2-3日、UberEatsの配達員をしながら、
農業をする暮らしはどうなのか?

検討してきました。

まとめてみますと、

1)ブロガーやポスティングなど、「時間に融通がきく」とされる仕事はそう儲かるものではない
2)コンビニやスーパー等のバイトよりは時給はよい。また自分の都合に合わせて働ける
3)UberEatsのサービス自体がずっと継続すると言う保障はない
4)半農半運、半運半X、つまり、運送業やドライバーをしながら、農業も含め「他の事」もしている人はかなり多い

と言う事になります。

ここから浮かんでくるのは、
「現時点での選択肢として『使う』のはアリなんじゃないか」

と言う事です。

つまり、「時間に融通がきいて、自分の都合に合わせて働ける」アルバイトとしては、
他の仕事に比べて、条件もよく、

当面、「半農半Uber」でやっていくのは、
悪くない選択肢だと言うことです。

ただ、変動が激しく、新しいサービスが次々生まれていく中で、
将来もUberEatsのサービスが続いていく保障はなく、

ずっと「半農半Uber」をしていられるかは不透明です。

その事を理解した上でなら、
当面の間の条件の良いアルバイトとして
UberEatsの配達員をするのは、

半農半Xの選択肢としてけっこう有力かもしれないと言う事です。

そもそも、「半農半X」のような「二重生活」をすると言うことは、
「組織」とか「会社」とか頼りきりにならず、
「自分で自分の仕事を作っていく」

言ってみれば自立した部分を生活の中に取り入れていくと言う事です。

自分の生活の将来像と言うものも
「自分で」作っていく必要があります。

農業関係だけで収入を得て暮らしていく「完全菜園起業」を目指すのか、
ある程度、「安定」した現金収入が得られる先を確保した上で、
「農業関係でも」、所得が得られるような暮らし方をするのか、

そこは人それぞれでしょう。

しかし、どちらにしても、組織にぶら下がっていればよい、
会社に所属していれば、給料が入ってくる
と言うのとは、
違った生き方を選ぶ事に変わりありません。

半農半Xとは、自分の生活の将来像は自分で作り出す生き方なのです。

その将来像を作り出すまでの間、
過渡期における有利なアルバイト先として、
UberEats配達員と言うのは「アリ」かもしれない、

今回の連載の一応の結論にしたいと思います。

半農予備校・菜園起業大学のウェブサイトでこの記事を読む

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