![20191023気象解析201909分](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15380984/rectangle_large_type_2_048ba2dc29f136d7c518e7b2e39ca9fa.jpeg?width=1200)
猛暑日ばかりで台風時を除けばほとんど雨の日がなかった2019年9月
2019年、さいたま地方の9月は「暑い9月」だったと言えます。
1985年以来過去35年間9月の最高気温積算値をみると、
2012年に次いで大きく、
最高気温が30℃を超える猛暑日は15日もありました。
月の半分は「猛暑日」だったわけです。
反対に最高気温が25℃を下回る日は、2日しかありませんでした。
また、雨が降った日も少なかったようです。
さいたま地方9月の降雨量1ミリ未満の日の割合は、過去35年間では63.8%であるのに対し、
2019年は73.2019年、さいたま地方の9月は「暑い9月」だったと言えます。
1985年以来過去35年間9月の最高気温積算値をみると、
2012年に次いで大きく、
最高気温が30℃を超える猛暑日は15日もありました。
月の半分は「猛暑日」だったわけです。
反対に最高気温が25℃を下回る日は、2日しかありませんでした。
また、雨が降った日も少なかったようです。
さいたま地方9月の降雨量1ミリ未満の日の割合は、過去35年間では63.8%であるのに対し、
2019年は73.3%と1割多くなっています。
降雨量が過去35年間の日別平均を下回る日は25日間もありました。
もっとも総降雨量は160ミリで、過去35年間の平均128ミリを上回っています。
このように降雨日数が少ないのに、雨量が比較的多くなっているのは、
台風15号の影響が考えられます。
すなわち、9月9日には78ミリと9月の総降雨量の約半分が降っています。
9月8日から9月11日までの4日間で108ミリでは3分の2を占めます。
2019年9月のさいたま地方では、
台風15号が来ていない時には、ほとんど雨が降らず、
台風15号が到来した前後に集中して降っていた事が分かります。
このような気象条件は、秋の葉物や根菜類の発芽と発芽後の生育には好都合だったようです。
すなわち、猛暑日と言っても35℃を超えない範囲であれば、
比較的土が湿っているため、種まきした野菜は発芽しやすかったと言えます。
そして、比較的気温が高い状態が続いたため、
発芽後の発育も促進されたようです。