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定型入力に役立つ「メモ帳」
Windowsに「オマケ」でついているような「メモ帳」。
文書全体のフォントとサイズ、太字や斜体文字にするかどうかを指定できるだけで、個々の文字ごとの指定はできません。文書全体でも個々の文字でも文字色は指定出来ません。
つまり、カッコいい資料を作るには全く不向きなのです。
こんなもの、Wordとかワープロソフト使ってればいらないじゃん?って思う人もいるかもしれませんね。
しかし、役立つのです。
何にかと言うと、「定型入力」にです。
菜園起業の稼ぎ方のコーナーでも書いてきましたが、業務というのは「継続・反復的に提供されるもの」の事です。
つまり、起業・事業と言うものは、商品やサービスを、提供し続けるものなのです。
継続・反復して何かをしていくのですから、お客さんにしろ、取引先にしろ、やり取りはパターン化されてきます。
各パターンで用いられる業務文書・資料も同じフォーマットで宛先や日付、アイテムだけを変えて出すものが、大半を占めるようになります。
つまり、業務全体の中で「定型入力」が行われる頻度はかなり高いのです。
この定型入力に役立つのが、「メモ帳」のように書式指定などの機能が少ない「エディタ」と呼ばれるアプリです。
「エディタ」で作成した拡張子が「txt」になっているファイルは、文字情報だけを持っていて、文字装飾の情報を持っていません。
そうしたファイルは非常に容量が少なく、いったん作成したファイルをエディタで読み込むのは時間がかかりません。
エディタそのものも、Wordのようなワープロアプリに比べると「早く」立ち上がります。
ですから、メモ帳のようなエディタで「定型文書」の「ひな型」を作っておくのは業務効率化に役立つのです。
定型文書が用いられる頻度がたかくなることは、業務が安定的に継続・反復して行われている事でもあります。その業務を更に安定的に、そして効率よく実施できるようにしておく事は、「攻め」、すなわち、新しい挑戦に使える余力を増やす事につながります。
定型入力はエディタで効率化し、「攻め」の戦略を進めていこうではありませんか。