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2020年 春のバルカン旅行④ フランクフルト中央駅とxxxストリート(2/18~2/19)

注意:この記事は特記のない限り2020年2~3月時点の情報に基づき書かれています。新型コロナウイルスの流行等により、この記事の情報から大きく変化している可能性があります。最新の情報はご自身でお調べください。

今更更新しようと思ったきっかけ

3年くらい塩漬けにしている本記事であるが、社会人になり海外と「活字」が遠くなる中で、何か「書きたい」という思いから再開しました。文体や「雰囲気」がこれまでの記事と大分異なるのはご容赦ください。

この記事はこちらの記事の続きになります。ぜひこちらも読んでください。


インナーシティとしてのフランクフルト中央駅

大体西欧はメインのターミナル駅周辺が典型的なインナーシティということが多い。勿論フランクフルトも其の例に漏れず、中央駅周辺は移民街、風俗街(xxxストリート)となっている。弱冠19歳の当時の私はそんなこと良く知らなかったが、宿への道のりの中で、以下の光景に出くわした際に、とんでもないところに来てしまったと当時思った。


タウヌス通り
いかにもな絵柄と背後の近代的な高層ビルとのコントラストがたまらない
因みにこの写真をアメリカ在住の知り合い夫婦に見せたところドン引きされた

当時は真冬の2月だったので、注射器が落ちているということは無く、「雰囲気」以外にこれと言って変なことは無く、今であれば警戒するだけだが、
当時は相当緊張した記憶がある。

「インナーシティ」との境目にあるEurotower
5分歩くだけでここまでガラッと雰囲気が変わるのが当時は新鮮であった

しかし、本当に「怖さ」を感じたのは「風俗街」であるカイザー通りだけであり、1ブロック南のカイザー通りに出ると、そこは「本物の」エスニックタウンであった。トルコからアラブ、ペルシャ、北アフリカ、華僑などのお店が立ち並ぶ光景は「本」や大学の「授業」でみた光景であり、非常
に興奮したことを覚えている。
今でこそ首都圏のベットタウンのあちこちで、「移民」向けのエスニック商店やエスニック料理屋がみられるようになったが、コロナ禍以前は限定的な所(新大久保、池袋ect)でしか見られなかったため、当時の私には「未知の世界」に更なる「違う未知なる空間」があるという感覚に襲われた(多分…)。

中国系のスーパー
大量の康師傅


今この写真を見ると隣のブラジル系?のお店が気になって仕方がない
夕食はトルコ料理屋でケバブセット
美味しかったが、これとコーラで10€と貧乏学生であった私には高いと当時は感じていた。

宿紹介

5Elements Hostel Frankfurt
ドミトリー1台 1泊16€(朝食付き)

一般的なビル型のゲストハウスであったが、入口のロックが厳重で、地域の「空気感」を感じた。実際に同室だったインド人?のおじさんにも注意の言葉をかけられた記憶がある。しかし、宿自体は中央駅から1ブロックのところにあり、周囲の「雰囲気」を無視すれば利便性は高い(実際フォロワーさんが同じ宿に宿泊
していたのを観測してる)。フリースペースや朝食も(当時は)充実しており、旅慣れている人であればおススメはできる。

ちなみに、フランクフルト中央駅周辺の宿と言えば東横Innだと思うが、当時はビジホに泊まる金がなかったのである。

部屋の窓から見える「格差」が何とも言えない感情を抱かせた

今回はここまで。
次回はフランクフルトから2つの国を越え、一気にクロアチアへ向かいます…


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